遺族ケア
今日は精神科の先生の講演会を拝聴してきました。がん患者さんの心のケアや遺族の方のケアを専門としている先生のお話でした。聞いていて涙が出そうになる内容で大変勉強になりました。
整形外科は身体的疾患や外傷を専門としている訳ですが、精神的な問題が含まれていることは大変多いです。診療所では専門以外でも様々な愁訴や家族の問題についても相談されますが、日々精神的なケアも常に考慮に入れて診療していかないといけないなと再確認させられました。
精神科の先生は患者さんにさぞかしうまい話をするのかと思いましたが、そんなことはないということでした。周囲の人も下手に勇気づけたりすることは逆によくないとのことで、最も大切なことは「傾聴すること」と「そばにいること」ということでした。
身近にある診療所として「傾聴すること」「そばにいること」は大切にしていきたいと思います。実はそれが一番難しいことなのかもしれませんが。
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