歯科医との連携
先週末は歯科医との連携の会に参加してきました。歯周病と生活習慣病の関連とか、在宅医療での口腔内ケアとか、本当はもっと医師と歯科医とは連携すべきところなのですが現実的には話し合う場がほとんどありません。
整形外科領域では、ビスフォスフォネートという骨粗鬆症薬の合併症として顎骨壊死という疾患があり、この問題が最も歯科と関連があります。内服のビスフォスフォネートで顎骨壊死が生じる可能性は1万例に1人程度と言われており、頻度は低いのですがゼロではありません。最近ではポジションペーパーという対応基準が定められています。3年以上内服を継続している症例に多いということで、長期に内服する場合はいったん他の系統の薬に切り替えたりしています。
幸い鶴川地区では日頃から歯科医の先生達と食事をする機会があり、顔の見える関係をとれるようになってきています。これからも定期的に連携の会が行われるとよいなと思います。
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