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2013年9月14日 (土)

脊椎関節炎

 今日は脊椎関節炎学会というものに参加してきました。背骨の関節炎?というとあまりイメージが湧かないかもしれません。

 長い間腰痛や肩こりに悩まされている方の中には、関節リウマチのような慢性炎症性疾患の方も含まれています。早期にはレントゲン変化などに乏しく、診断の確定までに何年もかかることが少なくありません。普通の消炎鎮痛剤で症状が治まる方もいて、なかなか確定診断を得られないこともあります。ただ、長期的には背骨が固まっていき関節にも変形を生じて来たりして機能障害を生じることもあります。最近までは診断しても根治的な治療方法がなく消炎鎮痛剤で経過を見るしかなかったのですが、生物学的製剤が有効であることがわかってきました。
 少し信じ難いかもしれませんが、慢性腰痛の方で血液検査などをしながら免疫抑制剤を定期的に注射している患者さんが増えて来ているというのが現実です。何かすごい時代が来たなという感じがします。
 肩こりや腰痛が続く場合、四肢の関節や靭帯の付着部に痛みがないか、脊椎全体や股関節のレントゲンで骨硬化などがないかどうか、血液検査をして炎症反応が出ていないかどうかなどを確認する必要があります。検査が多すぎるのではないかと思われるかもしれませんが、学会発表ではこの上にHLA検査もCTも骨シンチグラムもほとんど必須のような感じになっていました。どこまで検査するべきか。悩ましい世の中です。

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