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2013年10月 4日 (金)

倫理学的ダイエット

 世界には現在でも飢餓で亡くなってゆく方が数多く存在します。1日に1杯のご飯も食べられず、飢えに苦しんでいる方のことを考えると、胸が苦しくなるような気がします。

 昔は、お茶碗に残ったご飯粒ひとつも大切に食べなさいと教わったものです。農家の方が精魂込めて作ったご飯を無駄にしてはいけないと。
 キジも鳴かずば、撃たれまい。童話の中で、あずきまんまを1杯分盗んで子供に食べさせたばかりに、あんな悲しい話になってしまいました。
 そんなことを思いながら、昨今のダイエット話に接すると非常に違和感を覚えます。食物というのはもともと生命です。食事とは命をありがたくいただくということです。脂質などの重要な栄養素を食べる前にいかに多く捨て去るかを宣伝する調理器具。食べたいだけ食べて、いかに栄養素を体内に取り込ませないようにするかを競う健康補助食品。苦労せずにいかにカロリーを消費するかということを工夫する健康器具。
 近い将来、処方薬としてダイエット薬が登場します。膵酵素をブロックすることで脂質の吸収を抑える作用があるということです。生活習慣病の基本は生活習慣の改善のはずです。国の医療費をいかに抑えるかという議論が行われている中、薬剤投与がどこまで認められて行くのか。
 何か経済対策のために、大手企業の商品の販売であれば際限なく認められるような気がしますが、倫理的にそれでよいのでしょうか。
 自分の消費カロリーに見合うだけ食べる。肉体労働などをしている方はたくさん食べる。あまり動かない方は腹7分目くらいにする。ジュースやお酒ではなくお茶にする。人がどのくらい自由ではなく自律を追求できるのか。現代の経済学に致命的に欠落した視点であるような気がします。

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