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2013年10月23日 (水)

在宅酸素療法

 呼吸器疾患に対するお薬も昔に比べると非常によくなっていますが、呼吸機能が高度に低下した場合は薬などでは改善することができません。息が苦しいという症状は本当につらいものです。自宅内で少し歩いても息苦しくなるような状態になった場合は在宅酸素療法というものがあります。酸素を吸入するだけの場合から、神経疾患等で呼吸自体が困難な場合は人工呼吸器が必要な場合までさまざまなケースがあります。

 在宅酸素療法には酸素ボンベを利用する場合と空気中の酸素を濃縮する機器を利用する場合があります。自宅で使用する時には酸素濃縮器であれば電気さえあれば酸素がなくなることがなく便利です。外出時にも使用するようですと、携帯型の酸素ボンベを利用することもあります。現在の在宅酸素装置は非常に簡便で使いやすく、高齢者でも使用しやすいと思います。息苦しいような症状がある場合には、一度担当医に相談してみるとよいかもしれません。
 在宅酸素療法が必要になる方ではCOPDという疾患が増加しています。別名タバコ病と言われるほど喫煙が原因になることが多い疾患で、喫煙者の家族などにも発症することがあります。現在の若者ではかなり喫煙率は減っていますが、団塊の世代では喫煙率が高かったため、ここしばらくは在宅酸素療法を必要とする方は増加していくものと思われます。
 呼吸が苦しいというのは本当につらいものです。肩で息しても酸素が体に少ししか入ってこない。腹筋も肋間筋も筋肉痛で悲鳴をあげ、首の筋肉まで痛くなってきてそれでも酸素が頭に回ってこないつらさ。頭がボーッとしてきて、もう呼吸なんてしなくていいやと心があきらめても、体はあきらめてくれません。肋骨が折れるくらい自動で胸郭を動かします。その結果胸郭は拡大し、ビア樽のような胸になることもあります。
 いくら言っても愛煙家には響かないと思いますが、そろそろタバコも時代に取り残されているように思います。タバコを擁護するのはそこからお金を得ているメディアや大企業や政府くらいなものです。愛煙家を続けるのと健康的になるのとどちらがナウいか。自分でやめられなければ保険診療で禁煙もできます。

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