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2013年12月26日 (木)

間質性肺炎

 肺炎というと多くは細菌などが肺に侵入して感染症を起こし、咳や痰•発熱などを生じる疾患を思い浮かべると思います。

 呼吸器は口から気道、気管支、肺と空気が送られ、肺は小さな風船のような構造になっていてそこで酸素等を血管に送り込んでいます。この風船の中で起こっているのが感染症で、膜の裏側で血管の通っている部分に障害を生じる疾患の一つに間質性肺炎があります。この部分に障害が起きると空気から血管への酸素などの移動が困難になり呼吸困難などを生じます。
 整形外科的には関節リウマチに対してメトトレキサートなどの薬剤を投与した場合の薬剤性間質性肺炎に最も注意をしています。ただし、特別な薬で起こるだけではなく漢方などでも起こることが知られています。薬を飲んでいて痰の少ない咳が続いたり運動時の息切れ等がありましたらすぐに医療機関を受診することをお勧めします。
 薬剤性の他にも様々な原因で間質性肺炎が起こります。咳が長引く場合や、通常の気管支炎や喘息の治療でよくならない場合には間質性肺炎を含めて特殊な呼吸器疾患も鑑別診断しなければなりません。胸部CTや呼吸機能検査、採血での診断が必要で、呼吸器内科専門医への依頼が必要となることが多いです。

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