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2013年12月18日 (水)

炎症性の足底筋膜炎

 歩く時に踵を付くと痛いという症状の方は少なくありません。一度痛くなると数週から時には数ヶ月痛みがとれないということもよくあります。安静時痛がなく、荷重時に踵の足底側が痛くなり、同部位に圧痛があると通常足底筋膜炎と診断することが多いと思います。時に踵骨に骨棘が生じていることもあります。

 一般的には、アーチサポートなど荷重を分散させたり負担を減らす中敷を用いたり、足底筋膜のストレッチを行ったり、炎症を抑える湿布や内服を用いて治療します。一度起こるとすぐに完治させることは難しく、経過を見ながら改善しにくい場合は注射をしたりすることもあります。稀に手術を行うことや、体外式衝撃波療法などの有効性も言われていますがなかなかそこまですることはありません。
 時々、関節リウマチなどの炎症性疾患に伴って足底筋膜周囲に炎症を起こすこともあります。症状や診察所見からだけですと通常の足底筋膜炎との鑑別は難しいものです。採血してもそれほど炎症反応が上昇していないことが多いです。こんな時も超音波検査で見てみると血流増加の様子がよくわかります。炎症性の足底筋膜炎の場合な通常のものと比べると中敷やNSAIDSという通常の炎症止めはほとんど効きません。
一方、ステロイドの内服や直接注射が著効することもあります。場合によっては抗リウマチ薬などの継続が必要な場合もあります。
 踵の足底側の痛みが続き、通常の治療では治まってこない場合は超音波検査で確認してみた方がよいかもしれません。

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