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2013年12月12日 (木)

遠くの専門医は

 パーキンソン病は現在、根本的治療が難しい疾患のひとつです。お薬のコントロール、適応があれば脳の電気刺激療法などで治療されていますが、残念ながら完全にはコントロールできません。

 当院でも歩行訓練など機能維持のリハビリテーションを行っています。なるべく日常生活を自立できるように介護サービスを利用したり手すりや歩行器を使用したり様々な対応が必要です。
 専門的な診察、治療を受けるために多くの方が都心の大学病院などへ通院しています。早期診断や高度な治療を受けるためには大変よいと思います。しかし、病状が進行してくると通院することが困難になります。通院途中で転倒骨折し、遠方への通院を断念する方が少なくありません。中にはそのまま自宅での生活も困難になる方もいます。本当はそうなる前に遠方の専門医から近隣へ逆紹介されるとよいのですが、大学病院などから自宅近くへ前もって逆紹介されることはほとんどありません。
 大きな病院の専門医をしていると病気に対する専門的な対応が中心で、患者さん個人の生活環境などにまで配慮することは難しいものです。長く歩けなくなったり、バランスを保つのが難しくなってきたら患者さんの方から遠方への通院が辛くなってきたことを訴えた方がよいように思います。

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