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2014年1月 7日 (火)

高カルシウム血症

 骨粗鬆症の治療をする上で、血液中、尿中のカルシウム濃度を定期的に測定することは重要です。しっかり治療を行うには、治療を開始する前にカルシウム濃度や骨代謝マーカーを測定し一番適した治療を選択していきます。この検査によって、カルシウム濃度が正常値を逸脱している方が時々います。

 血液中のカルシウム濃度が高すぎることを高カルシウム血症と言います。軽度の上昇の場合は特に症状はありませんが、高度になると様々な症状を生じます。何となくだるいという方から、下痢や便秘、気持ち悪さなどの消化器症状を訴える方もいます。さらには不整脈を生じたり意識障害を生じることもあり、注意が必要です。このような不定愁訴の原因がカルシウムのせいだと思っている方はまずいません。測定しなければ診断できないことがほとんどです。
 カルシウムの濃度が高い場合、まずカルシウムやビタミンDの内服やサプリの使用などがないかどうか確認します。その他には、副甲状腺ホルモンの異常がないかどうか、腎機能の障害がないかどうかなども確認します。白血病や悪性腫瘍によってカルシウム濃度が上昇することもあり、場合によっては全身検索も必要です。
 現在の特定検診にはカルシウム濃度は入っていないため、検診を受けているから大丈夫ということにもならず、追加検査が必要です。
 

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