2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ

« 皮脂欠乏性湿疹の患者さんが以前より減ったかもしれません | トップページ | 雪の後 »

2014年1月31日 (金)

上殿皮神経障害

 今夜は都心まで講演会に行ってきました。腰痛には本当に様々な原因がありますが、そのひとつとして臀部での末梢神経障害があると言われています。腰に張り出している骨は腸骨と言いますが、腰椎から出た末梢神経が腸骨を乗り越えたあたりで通過障害を起こすものを上殿皮神経障害と言います。中殿皮神経はその内側あたりを走っています。

 整形外科では、特に脊椎外科では腰痛や臀部への神経痛を診るとまず脊椎疾患を考えます。その結果、腰椎のMRIを行ったり鎮痛剤を投与したりします。その他にも末梢神経障害についても検討をしないといけないことを再認識しました。
 末梢神経障害の場合、ブロック注射などが有効なことも多く、以前から上殿皮神経領域のブロックも行っています。梨状筋症候群という別の部位の神経障害もブロックを行っていますが。腰臀部の末梢神経障害でも手術でしか治らない症例もあるのですが、手術を行っている専門医が非常に少ないのも問題かもしれません。手術が必要かもしれない方は、遠いですがその専門医への紹介が必要となります。
  腰痛を主症状とする疾患に対する認識も最近どんどん変わってきました。脊椎疾患、仙腸関節疾患、炎症性疾患、骨粗鬆症、心因性腰痛、内蔵疾患、その他にも鑑別すべき疾患はたくさんあります。すべて鑑別していくにはいろいろな診察や検査が必要です。薬やブロックの効果判定も必要となることがあります。検査や薬や注射は嫌という方も多いのですが、そこは相談していかないと難しいかもしれません。

« 皮脂欠乏性湿疹の患者さんが以前より減ったかもしれません | トップページ | 雪の後 »

コメント

殿皮神経障害の診断はして戴けるのでしょうか?

私は2丁目に住む深田といいます(75歳)。
テニス歴35年ですが今は左臀部の痛み、しびれで暫らく休んでおります。
MRIの結果は腰部狭窄が有り痛み止め・血流改善薬等を服用し経過観察中です。
遅かれ早かれいずれは手術という流れに乗っている様な感じです。
先日の読売新聞で殿皮神経の話を読み関心を持ちました。
これが痛みの原因ならば腰部手術は当分は不必要なのでは?と思っていた所、偶然先生のブログを拝見しました。
若しや殿皮神経の診断を受けられないかと思い連絡させて戴きました。
ご返信願えれば幸甚です。


コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/3098/54816580

この記事へのトラックバック一覧です: 上殿皮神経障害:

« 皮脂欠乏性湿疹の患者さんが以前より減ったかもしれません | トップページ | 雪の後 »