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2014年3月 5日 (水)

現代のハイヒールは中国の纏足(てんそく)?

いつも思うのですが、ハイヒールは嫌いです。あんなに痛いくつ、どうして世の中にあるのでしょうか。
外来では足の痛い方が山ほど受診されます。
遺伝もあるようですが、おそらくハイヒールなどのおしゃれ(こういう風に思わされているのも腹が立つのですが)なくつによる外反母趾の方などです。外反母趾のために。、足底のアーチがなくなり(つまり開張足)足底の骨が地面に当たるようになり、たこになります。また、外反母趾になった場合に母趾で地面を踏みしめることがなくなるため、巻き爪になって、肉に食い込んで痛くなります。
痛い足をかばうように歩くため、膝が痛くなります。さらに変な歩き方をつづけていると、腰まで痛くなるのです。
ハイヒールは中国の纏足と同じではないかと邪推してしまいます。女の人の自由を奪うためなのではと。
”自分の足が幅広で癖が悪いからこうなった”と自分を責める人さえいると、本当に腹が立ちます。靴は人間が造った物です。足に合わせなくてくつの意味をなしているのかと。
ローファーも足先が狭く、危険な靴と思います。巻き爪になってくる学生は少なくありません。
私はたいてい、そんな靴履いてはだめですと患者さんに言うのですが、仕事上必須ですとか、学校規則ですとかいわれてしまいます。
おかしなことです。病気をつくっているのですから。社員や学生を病気から守る必要は企業や学校にあるのではないでしょうか。
世の中全体が商業主義だとろくなことがありません。社会の認識から変える必要があると思う今日この頃です。
しかしなかなか変わらないのも事実。どうしても変えられないという方にはハイヒールに見えても足の痛くならないように作ってあるくつをおすすめしています。すこし高いようですが、将来の自分の健康には変えられません。
うちは整形外科もあるので、ハイヒールを昔履いていらっしゃった方が大勢腰が痛くなったり、膝が痛くなったりで通われています。この身体的苦痛、経済損失は計り知れないと思うのです。

ちなみに最近男性で見かけることのあるとがった先の革靴、男性版纏足か?と思うこともしばしば。選べるなら足の痛くない靴を選ぶべきです。足が痛くては仕事になりません。

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