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2014年3月 1日 (土)

肘関節学会

 昨日は肘関節学会に参加してきました。外傷や神経障害、スポーツ障害などについていろいろな討議が行われていました。驚くような発表はあまりありませんでしたが勉強になりました。

 一昔前はとにかくリハビリテーションを軽視して手術最優先という風潮があったのですが、最近はリハビリテーションが見直されてきている雰囲気を感じます。今回の肘関節外科でも疾患によってはリハビリテーションを中心にもっとねばってみてもよいのではないかという発表がありました。適応を慎重に検討してしっかり定期的に通院できる例に限るのですが、全身的な柔軟性や体の使い方のチェックなどをしていけば疼痛なく競技に復帰できる確率が高いという話でした。
 少年野球での投球制限を知らない方も少なくないと思いますが、小学生については練習は週3日以内、1回2時間以内に制限されています。全力投球は1日50球以下、週200球以下に制限されています。中学生でも1日70球以下、週350球以下に制限されています。中学、高校生も週1日は休息日をとらないといけないことになっています。また投手と捕手は1チームで2人以上育成し、一人に過大な負荷をかけないようにしないといけません。
 日本では才能があって頑張る子供ほど肩や肘を壊しがちです。大人がしっかり見守って練習しすぎないようにしてあげることが大切です。
 
 

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