2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ

« アキレス腱断裂に見る医師の頑固さ | トップページ | 足関節捻挫の圧痛点 »

2014年4月 1日 (火)

新年度

 消費税が上がりましたね。診療所でも3月中に長期処方を希望する方がたくさん来院されました。もちろん定期処方しかできないので、まだたくさん余っている方に追加処方する訳にもいかない訳ですが。

 自己負担率が上がった方もいると思います。これからの時代、医療や介護を考える上で費用は非常に重要な要素になると思います。なるべくコストをかけずに治療し、介護も利用者の負担額をまず考えるようにしないといけません。介護度が上がると利用できるサービスは増えますが、費用もかなり高くなります。新しい治療は有効ですが高額です。国のお金を使っている訳で、自分はお金に余裕があるから高額な医療をしてくれとか湿布はできる限り大量にくれというのもちょっと違うような気がします。
 今日は糖尿病と認知症の講演会に行って来ました。糖尿病の薬は最近新薬が次々と出ています。昔はいかに血糖値をしっかり下げるかということに専念していた印象がありますが、最近は低血糖発作を起こすことは非常によくないということがわかってきたため、特に高齢者では治療目標も緩和されています。糖尿病の治療を考える上では眼や腎臓や神経や認知症や骨粗鬆症やその他さまざまな合併症について注意を払わないといけません。総合病院では各科専門医が担当する訳ですが、軽症者や高齢者でも各科専門医が担当していては医療が病院的にも費用的にも破綻してしまいます。これからばプライマリケア医として安定した糖尿病には参画していかないといけないなと思います。
 認知症については、現在の薬はやはり有効期間が1〜2年しかないのは問題だなと思います。認知症では発症の20年も前から脳内変化が発現していることがわかってきています。早く発症を防止できる薬ができてくれるとよいなと思います。そこは日本の製薬メーカーや医学薬学研究者に頑張ってほしいところです。今日の理化学研究所の記者会見を見ていて、不甲斐なくもあり、それでも研究者は崇高な世界で生きている訳で社会として尊敬の念を忘れてはいけないと思います。

« アキレス腱断裂に見る医師の頑固さ | トップページ | 足関節捻挫の圧痛点 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/3098/55608001

この記事へのトラックバック一覧です: 新年度:

« アキレス腱断裂に見る医師の頑固さ | トップページ | 足関節捻挫の圧痛点 »