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2014年4月22日 (火)

深部静脈血栓症

エコノミークラス症候群と言った方が知っている方が多いかもしれません。深部静脈血栓症とは四肢から心臓へ戻る方の血管である静脈が詰まってしまう疾患です。長時間椅子に座ったままでいると起こることがあり、海外旅行などで長時間飛行機に乗る時には時々歩くとか足をストレッチしたりマッサージしたりすることが勧められています。

 整形外科では人工関節の手術の時に起こることがあります。もし四肢の静脈から詰まったものが流れて肺の血管を塞いでしまうと致命的となることもあり何重にも予防策がとられるようになってきています。
 昔の日本では少なかった疾患と考えられているのですが、メタボリック症候群などの影響もあり日本でも増えてきているようです。診療所であっても、年間数人くらい発見している気がします。ギプス固定の時には注意が必要で、最近はなるべく取り外しできるシーネを使用するようにして巻き替える時に少し動かしてもらうなどの対策はしています。特に静脈瘤のある方では固定等していなくても血栓が見つかる方もいます。
 最近少し予想外なのは、肉離れなどごく普通の怪我に伴って発症する方々です。外傷後、怪我をした部位より末梢全体が浮腫んで来たり、外傷から少し経ってから腫れが悪化したような場合は静脈血栓を生じている可能性もありますので我慢しないでなるべく早く再診していただけますようお願いいたします。超音波で詰まった血栓が見えることもあります。塞栓の疑いが否定できない場合、血管外科の専門医へ至急紹介する必要があるかどうか検討が必要です。治療としてはワーファリンの内服や血管内治療などを行います。

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