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2014年5月27日 (火)

剃毛皮膚炎

暑い季節がやってきました。
うでやすねを出す季節でもありますね・・・
この時期、女性の方に多いのが上記の皮膚炎です。
すねやうでが痒いと皮膚科にいらっしゃいます。
基本的に皮膚の弱い方が多いのですが、T字カミソリで腕やすねを剃ると皮膚を傷つけます。
細かい傷がつき引っ掻いた状態になり、かゆくなるのです。
このような場合、かゆみや赤いぶつぶつがでたり、その後の色素沈着もでます。
汚れているのかと勘違いし、せっけんでゴシゴシする方もたまにいらっしゃいます。
すでに湿疹になっていますので、中程度のステロイド外用をだして炎症を収める治療をしますが、この際にきちんと説明しないとひどいことになります。
つまり、ステロイド外用の副作用である多毛がでて、また剃ってしまい、かゆくなり、また塗る・・・という悪循環がおきてしまいます。そのため、剃毛を禁止します。どうしてもという方は電動カミソリ(ムダ毛用)を使ってもらったり、はさみて切るよう指導します。
剃毛せずにいられないほどだったり、湿疹がなかなかよくならない場合はレーザー脱毛も一つの手であることもありますが・・・。
最初からなるべく剃らないのが一番でしょう。

2014年5月25日 (日)

整形外科学会

 昨日から今日まで整形外科学会総会に参加してきました。運動会シーズンで捻挫や骨折の方が毎日来院される整形外科の忙しいこの時期に総会をやらない方がよいのではないかと毎年思うのですが仕方ありません。

 整形外科分野の知見や技術も着実に発展しているのを実感しました。たとえば昔は骨盤に骨肉腫ができたらもう助けられないというのが現実でしたが、現在では集学的治療により治る可能性の方が高いという報告もありました。しかも、再建技術の発達により独歩も可能となってきています。
 医療器械の展示でも何か新しいものがないかなと毎回楽しみにしているのですが、今年は時間がなかったこともありますがあまり目新しい物を発見できず残念でした。
 やはり最新の知見へと常にアップデートするために時々は学会に参加しないといけません。休診にするのは大変申し訳ありませんが、ご了承いただけますと幸いです。

2014年5月24日 (土)

プライマリケア認定医

先日筆記試験をしたプライマリケア認定医に合格しました。流石にこの年になって長時間の筆記試験は辛いものがありましたが、内容は難しいものではありませんでした。整形外科医な訳ですが流石に20年近く聴診器を聞き認知機能を評価しながら診療していると自然とプライマリケア医化してくるものです。
これからの診療所医師に求められるものとして地域医療と在宅医療は大切な領域になっているわけですが、現在の在宅医療には疑問に思うことが多々あります。遠くから来て単なる処方箋屋さんになっているケースが少なくありません。地域医療や在宅医療はその地域の空気感の分かっている医師が担当することが望ましいものと思います。また、在宅になってから担当するのではなく生活習慣病で通院している中高年の時から、元気な時にどんな性格でどんな老後の希望を持っていたのか把握している医師が担当していくのが理想なのではないかなと思っています。
まだまだ遠い道のりですが、理想の診療所を目指してステップアップして行きたいと思います。

2014年5月22日 (木)

みずいぼ

なんとなくちらほらみずいぼになってくる方が増えてきました。
というより、以前からあったのだけど、そろそろプールだし気になる・・・のでしょうか。
町田市の保育園や幼稚園ではみずいぼがあってもプールに入ってもよいことになっています。
タオル、ビート板などを共用しなければいいのです。
また、水いぼは自然治癒します。(半年から2、3年かかりますが・・・)
しかし、以前にも書きましたが水いぼはどこまででも増えます。顔にでることもあります。
また、水いぼの周囲が赤くなりかゆくなること(治る反応であることも多い)もあります。かゆくてかきむしることもあり、その際消えるところもあれば広がるところもあります。
水いぼのところに湿疹ができても、なるべくステロイドは使わないほうがいいでしょう。水いぼが治る反応を抑え、逆に水いぼがひろがってしまいます。
水いぼをかきむしると、じゅくじゅくして二次感染がおき、とびひになることもあります。
ほうっておくという手もありますが、それなりの覚悟が必要です。
皮膚科では麻酔のテープを貼って摘除したり、漢方薬を服用したりして治療します。
ほうっておくと決めたのにみずいぼが広がってきて不安だという方は一度皮膚科を受診してはいかがでしょうか。
ちなみに水いぼは子どもの病気ですが、ときどき親御さんにうつることもあります。気になるようなら治療します。

2014年5月18日 (日)

日光過敏性皮膚炎

紫外線の一番強い季節になってきました。まだ、気温も低いときがあり、その自覚がない方もちらほら・・・
この時期はまだ日光にあたっておらず、肌の色もしろいままで、一番日光の害を受けやすい時期です。
曇りだからといって油断すると、雲の切れ間や薄雲から紫外線が降り注ぎ、思わぬ日焼けを負います。
顔や耳や帽子をかぶっていない場合は頭頂部の髪の分け目など、真っ赤になることもしばしば。首や手の甲、ふくらはぎなども。
小さいお子さんも帽子をかぶるくせをつけさせ、直射日光をさけましょう。
また、服でUVカット仕様のパーカーなどを着るのも手だと思います。
顔は日焼けどめをぬるのがベストですが、やはり”紫外線吸収剤の入っていないもの”を選んでください。紫外線吸収剤は化学反応をおこして紫外線をカットするのですが、化学反応をお越したあとの物質がかぶれを起こすことがあるためです。紫外線吸収剤が入っていないと、紫外線反射剤のみはいっているものため、安全な日焼けどめはぬると白くなります。(透明な日焼けどめは紫外線吸収剤が入っているのです)
SPFは炎天下なら35以上がいいのですが、大切なのは塗り直しです。こまめに塗り直しましょう。
本当はSPFが高く、紫外線吸収剤が入っておらす、ウォータープルーフで石鹸で流せるのが理想です。(このような製品はありますが、30g2500円しますね・・高いです)
市販品で選ぶ場合は紫外線吸収剤が入っていないかどうかみて、とにかくこまめに塗り直すということになりますね。
ちなみに、降圧剤など、内服中の方で日光過敏をひどく起こす場合は薬剤性の日光過敏のことがあります。
ひどい日焼けをした場合で内科薬などを内服している場合は皮膚科を受診し、かならずお薬手帳をご持参ください。(皮膚科は薬関係ないと思われ、薬手帳を持ってこない方結構いらっしゃいます。皮膚科こそ知りたいといいたい!です)

2014年5月17日 (土)

スマートフォンによるやけど

国民生活センターでスマートフォンの使用中や充電中に本体が発熱し、やけどを負った事例が報告されました。
いつもスマートフォンを携帯している方は多いので注意が必要だと思います。
どういう症例か詳しくはわかりません。しかし、もし湯たんぽぐらいの熱さでずっと皮膚に接触していたら低温熱傷の状態になり、深い熱傷になる可能性もあるかもしれません。
もし、スマートフォンが熱いと感じたら注意してください。

2014年5月16日 (金)

多様な食材を食べるとアレルギーは少なくなる

欧米の論文で、「乳児期により多様な食材を食べるとアレルギー性疾患発症は少なかった」という結果が出たそうです。 乳児期にいろんな食材を摂ることがアレルギー性疾患(喘息、アレルギー性鼻炎、食物アレルギー、アトピー)の発症を減らすか調べるために、コホート研究をおこなったそうです。出生コホート研究に参加した小児856人が対象。1歳時の1ヶ月間の食事内容や、生後から6歳時までの環境因子とアレルギー性疾患の発症について調査したとのこと。その結果、1歳時に食べる食材の種類が多いほど、喘息発症は少なかったと。食物アレルギーや食物感作も同様の結果だったようです。 欧米では、生後4〜6ヶ月まで完全母乳、その後、離乳食開始、というのが推奨されています。一歳になったらいろいろなものを食べさせるといいのかもしれません。日本でも離乳食は規定通り食べさせるほうが良いとされていますが、いろいろな食材を食べるほうがよりアレルギー疾患が少ないとは初耳でした。なんでも食べさせ方がいいのですね。ただし子どもの変化は注意深く観察する必要がありますが。

2014年5月15日 (木)

陰部のかゆみ対策

男女問わず、陰部がかゆい方はおそらく皮膚科に来る方の何十倍もいらっしゃるのでしょう。

場所が場所だけになかなか受診できず、悩んでいる方が大勢と思います。現代生活では陰部がかゆくなるのは皮膚の非常に丈夫な方以外は避けられないのではないでしょうか。毎日洗浄し、毎日ごわごわするズボンをはいたり、女性は矯正下着をつけたり・・・。昔は着物の下は下着つけなかったそうですね。このときは今ほどかゆいことはなかったのではと想像します。

もしかゆいのであれば、やるべきことがいくつかあります。
まず、ごしごし洗わないこと。必ず手であらい、せっけんは使いません。石鹸で洗うと乾燥してかゆくなります。汚くてかゆいことは普通の現代生活を送っている方はまずあり得ません。水やお湯では毎日洗った方がいいです。(もし、いんきんたむしつまり白癬菌の場合でもごしごし洗ってよくなることはなく、むしろ悪化させます。普通の方法でよくならないなら受診した方がすぐ解決します。)

つぎに締め付ける下着はやめる。男性ならトランクスがいいでしょう。きついブリーフはNGです。(ゆるゆるならOK)。素材は綿100%基本です。女性なら矯正下着はだめ。ゆるくて立体裁断でレースのついていないものがいいです。鼡径部がかゆい方はブリーフタイプの女性用のパンツがいいです。

着る服は女性ならスカートがいいです。ズボンでないとという方はステテコタイプのズボンがいいです。男性は・・仕事でスーツなのがつらいところ。せめて仕事で必要ないときはステテコ(ユ○ク○でもありますね)がベストですね。とにかく履いてみて股や陰部が擦れないないものを選ぶ必要があります。そういえば、若者で一時期ズボンをさげてはく人いましたけど、これも陰部のかゆみにはよかったかも。

以上のことに気をつければだいぶかゆみが悪くなることはありません。

ちなみに市販薬のかゆみ止めは注意が必要です。かぶれる場合があります。一時のかゆみをとめて掻かなくできればもしかしたら治るかもしれませんが・・・

掻くと悪くなる一方です。さらにずーっと掻き続けると慢性化します。慢性化すると自分で対処するのは非常に困難です。受診されても治療期間がある程度かかります。数ヶ月か数年も慢性的にかゆい場合は受診なさった方がよいでしょう。市販薬などで広がってくる場合や境界がはっきりしている皮疹などはいんきんたむし(白癬菌)の場合があるので受診する方がいいでしょう。

2014年5月14日 (水)

湿布はある意味全身治療です。

先日、湿布の注意書きが改訂されました。妊娠後期の女性に湿布を使用したところ胎児の血管に問題を生じたという事例が集積されたため妊娠後期の女性には原則禁忌となりました。

 相変わらず同時に湿布を3枚も4枚も5枚も6枚も貼ってしまう方がいますが、湿布というの消炎鎮痛剤を皮膚から染み込ませるという薬剤です。局所的に濃度が高まるのと同時に当然全身的に薬剤が波及します。湿布1枚でも胎児に影響が出るという事実は一般の方も認識していただいた方がよいと思います。
 妊娠中の方は腱鞘炎や腰痛などを生じることも少なくありません。今後どうするか悩むところです。今回の改訂でひとつ不思議なのは実際に問題を指摘されたのは一つの薬剤なのに、他の成分も一蓮托生にされたことです。もちろん消炎鎮痛剤一般で知られている副作用なので注意が必要ですが、症例報告された薬剤以外の湿布の少量使用であればほぼ大丈夫なのではないかとも思うのですが。
 湿布を何枚も貼る方は、きっと血中濃度が上昇することにより効果を実感しているのだろうなと思います。大量に湿布を貼るなら身体的にも経済的にも内服した方がよいのでは?と思います。湿布を家族みんなで使うことも少なくないと思いますが、妊娠している女性が使用する場合は医師や薬剤師に確認してからにした方が無難です。もし湿布の副作用で大変なことになったら譲った人の責任になることは避けられないものと思います。

2014年5月10日 (土)

あらぬところからの出血

長いこと整形外科医をしていると、人の出血には驚かなくなってしまいます。手足の外傷では、出血していても慌てずに布などを当てて圧迫すれば大抵は止まります。止まったかな〜と思ってすぐに離したりするとまた出血するので、しばらくは抑え続けるのがコツでしょうか。

 怪我などで出血するのは落ち着いて対処すればよいのですが、本来出血しないところから出血した場合はそのままにせずきちんと検査したり受診をしたりした方がよい場合が多いです。
 尿に血が混ざっている場合、一番多いのは特に異常ではないという診断ですが感染症や膀胱癌、腎炎などの可能性もあります。便に血が混ざる場合は大腸がんや炎症性疾患などの鑑別が必要です。痰に血が混ざるということで検査したところ肺癌だった方や結核だった方もいます。乳首から出血したとのことで精査したところ乳癌だった方もいました。
 あらぬ所から出血している場合、数ヶ月とか放っておかない方が安全です。不安になって検査が怖いという方もいますが、最近の専門医の治療は相当進歩していて出血してからでも遅れずに診断すれば例え癌だったとしても治ることの方が多いくらいです。
 整形外科的には外傷でもないのに関節に血が溜まったりするのもやはり異常です。出血しやすい腫瘍性疾患や血液疾患、不顕性骨折などの可能性もありやはり精査が必要です。
 人の出血には慣れていても自分の体から出血したら失神しそうなほど不安になります。誰でも同じだと思いますが、早めに診断すればほとんど大丈夫ということは心に留めておいてほしいと思います。

2014年5月 8日 (木)

今年はかゆみがおさまりません。PM2.5のせい?

花粉などで顔がかゆいという方は以前いらっしゃったのですが、スギ花粉が下火になってもまだつづいているようです。また、今年はアトピーの方でからだのかゆみがどうも収まらないという方が非常に多い印象をうけます。どうやら別の浮遊物によるものかもしれません。
黄砂で顔がかゆいという方はいらっしゃったのですが、どうやら最近ではPM2.5が怪しいようですね。黄砂情報をみても、最近はあまりとんでいないのに、突然患者さんが押し寄せることが4月半ばあたりにあったり・・・調べてみると、PM2.5が飛んでいるらしいのです。
PM2.5は直径では、人髪(70μm)の約30分のの大きさになります。
PM2.5
の症状は目のかゆみ、皮膚のかゆみ、 くしゃみなどのアレルギー反応、喉(のど)のかゆみ・違和感、 咳が止まらないなどの呼吸器系症状もあるようです。(そういえば咳が止まらない方もなんとなく多い気がします)
中国からくるPM2.5は偏西風の影響で1-5月に多いとのこと。
今年は偏西風が蛇行して異常気象が多いようですが、今年みなさんが調子悪い理由に関係あるのでしょうか?
この時期、スギ花粉がなくなったからといって洗濯物や布団を外に干しがちですが、からだがかゆい方や喘息持ちの方、咳が出る方は外に干すことを控えたほうがよいかもしれません。
PM2.5は排気ガスなどからもでるようです。
もともとアトピー性皮膚炎の罹患率が排気ガスの多いところに高いとは聞いていましたが。外で洗濯物をほせない日が年中だったらどうしましょうか・・・

現在、日本の環境基準では、PM2.5の濃度が、1日平均値で35μg/m3以下であれば、健康に影響はないとしています。1日の平均値が70μg/m3を超えると人体に影響が出やすくなるので、注意が必要になります。(5月の連休中に都心で35μg/m3超えた時間があったようです)

自分が住んでる地域の、PM2.5の濃度を知りたい方は、環境省の大気汚染監視システムそらまめ君で確認してみては?皮膚かかゆかったり、咳がでていた時期と一致するでしょうか?

2014年5月 7日 (水)

頚部の腫瘤による肩こり

 肩こりの原因として、非常に稀ですが頚部の腫瘍があります。肩こりというのは肩の痛みではなく後頚部や肩甲骨周囲の痛みや重さを示すことが多いですが、整形外科医であればまず頚椎疾患を考えます。他には末梢神経障害や炎症性疾患、場合によっては心疾患などの内科的疾患も考えます。

 頚椎疾患の他に胸郭出口症候群なども考える訳ですが、頚部の腫瘤は知識としてはあっても頻度が稀なために早期や初診時に見逃されることも少なくありません。頚部の腫瘤としてはリンパ節の腫大やリンパ系の腫瘍が多いですが神経腫や頚部前方の甲状腺が影響していることもあります。転移性の腫瘍や鎖骨背側の肺がんなどが影響することもあります。ご本人は肩が凝るという訴えで乳がんであったこともあります。
 肩こり、後頚部痛に対しては頚部も触診して確認することが望ましい訳ですがなかなか初診時から全例に頚部のチェックをするのは難しいものです。腫瘤が原因であれば症状は長期的に続くはずなので、短い期間の肩こりではあまり心配はいらないものと思われます。数週や数ヶ月も肩こりが続く場合は念のため頚部の腫瘍についてもチェックする必要が出てきます。
 前半に稀と書きましたが、最近は毎年頚部の腫瘍による肩こりを診断しています。注意して診ているとそれほど稀ではないかもしれません。長く続く肩こりの方は、一応自分でも首や鎖骨上に腫瘤を触れないかどうか確かめてみることをお勧めします。

2014年5月 6日 (火)

高速道路と病気の治療

ゴールデンウィーク中高速道路を運転していて、反対車線をスイスイ走っている車を見ると羨ましく思ってしまうものですね。高速道路はどのくらいのスピードで走るのがちょうど良いのでしょうか。

 生活習慣病等の病気をスピード違反に例えると、疾患が増えるとスピードオーバーになって事故の危険が高まるという感じです。リスク1つで20kmスピードが上がるとすると高血圧、脂質異常症、糖尿病の3つがあると160kmで疾走しているような感じです。人によってはとても怖いと思うかもしれませんし、人によっては大したことないと思うかもしれません。さらに喫煙と多量飲酒があると200kmで爆走しているような感じでしょうか。
 医師は助手席に座っている人だとします。爆走しているドライバーに何と言えばよいのでしょうか。まだ付き合って間もない恋人だったら、何も言えないかもしれません。しっかりした恋人なら、注意するのではないかと思います。結婚相手だったら激怒するかもしれませんね。
 薬による治療は結局ブレーキをかけるようなものです。多くのリスクがある方に強力な治療をするのは、フルスロットルでアクセルを踏んでいる方にフルパワーでブレーキをかけ続けるようなものです。燃費は悪くなりお金がかかるし本来の姿ではないでしょう。ドライバー自らがアクセルを緩めるのが本当です。それでも下がらない部分だけ治療でスピードを下げるのがよい治療だと思います。
 整形外科的には骨粗鬆症やロコモティブシンドロームは乗っている車の不具合のようなものです。車体自体がふらついたり車体強度が低下していたりしたらやはり事故の危険があるものです。
 ドライブは快適な速度で安全にしたいものです。

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