けむし皮膚炎
最近、今年のけむし皮膚炎第1号の方がいらっしゃいました。
けむし皮膚炎とは毛虫の毛により起こります。毛虫のついた木の近くを通ったり、毛虫のついた葉っぱに触れるだけで容易にぬける毒の毛が皮膚にふりかかって起こる、あかくてかゆい皮疹です。以前にも書きましたが、夏服なら容易に服を通り越して皮膚にささります。
そのため、服で覆われている腹部やふとももにも起こります。(パンツの部分は2重のため、めったに起きませんが)
非常にかゆくてがまんできません。もし起こったら早めに皮膚科を受診してください。
毛虫がよくつく木の近くはいかないこと、剪定をする際は注意深く葉の裏をみてから行ってください。もし毛虫がいるようならほとんど雨を通さないような厚い雨ガッパをきて、ゴム手袋をして剪定してください。(熱中症に注意!!!)ふつうの長袖長ズボンではダメです。
卵のうちに駆除(葉の裏の数ミリ大の綿のような卵)すると安全です。(私は去年はゴム手袋で片っ端から潰しました。)農薬をかけるのも手なのかもしれませんが、その場合毛虫を退治するクモなどの益虫まで殺してしまいます。物理的方法が確実です。
この方法をとるようになってから薬を使っている時より毛虫がわきにくくなりました。
あと、鬱蒼とした木にしないこと。剪定して風通しをよくするといいでしょう。
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