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2014年6月24日 (火)

足の瘻孔?

 足の胼胝(タコ)などから出血しなかなか治らないということで来院される方が時々います。足指の変形や外反母趾、開帳足など変形が強くなると足指や足底に胼胝ができることが少なくありません。胼胝であれば皮膚科で削ったりすることが多いのですが、時々出血や浸出液が持続しているということで整形外科へ回ってくることがあります。

 この時に注意しないといけないことは、足指や足底は骨や関節に近く、容易に骨髄炎や化膿性関節炎を起こすということです。胼胝など皮膚の問題から感染が深い部位に波及してしまうと、傷の処置をしていても治りません。どこから血液や浸出液が生じているのかをよく観察しないといけません。場合によってはゾンデという金属の棒を穴に入れてみたり、レントゲンを撮ったりします。
 化膿性関節炎などになっている場合、麻酔をして広く切開し内部を洗浄したり、場合によっては感染した骨や関節を取り除く手術が必要になることがあります。腫れや赤みが強くなってしまうと、菌が全身へ波及して敗血症になってしまったりすることもあります。全身の発熱などを生じていないかどうかも注意する必要があります。
 麻痺した部位にできた胼胝や、糖尿病のある方、血流の悪い方の胼胝などは特に注意が必要です。皮膚科医、整形外科医、内科医や実際看護に当たる看護師、介護しているヘルパー、一緒にいるご家族などみんなで情報共有していく必要があります。

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