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2014年9月22日 (月)

アトピー性皮膚炎のぜんそく発症リスクをさげるもの

米国で行われたコホート追跡調査「Childhood Allergy Study」の結果です。

ペットなし家庭の子供は33.6%、ペット1匹家庭の子供は34.3%がアトピー性疾患に罹患していたのに対し、ペットが2匹以上いる環境で乳児期を過ごした子供では、アトピー性疾患の発症率が15.4%と有意に低かった(p=0.05)とのこと。

喘息の発症率も、ペットが2匹以上いる家庭の子供で低い傾向があったとのこと。

興味深いのは、ペットが2匹以上いる家庭で育った子供の場合、犬や猫だけでなく、花粉やカビなど他の抗原に対しても他の子供より抵抗性があった点。

農場で育った子供にはアトピー性疾患が少ないとの報告もありました。

研究グループは「免疫系が成熟する時期に複数のペットと触れ合うことで、様々な抗原に対するアレルギー性反応が抑えられるのではないか」と推測しているそうです。

また、最近の研究で、イヌ、マウス、ラット、およびゴキブリへの曝露は、喘息の発症に有意な影響を及ぼさなかったが、ネコはアトピー性皮膚炎患児のぜんそく発症リスクをさげるとのこと。また、保育園の利用もリスクを下げるそうです。
これはマウス、ラット、ゴキブリの抗原は多くはなく、イヌも普通は外で飼うことが多いからでしょうか。家の中に常にいて、外出もし放題のネコの抗原量が多いからでしょうか。保育園だといろいろな人がおり、まだ泥遊びする保育園も多いですよね。いろいろな抗原に暴露されるからでしょうか・・・

興味深いことですね。

発展途上国の方がアレルギー疾患は少ないこともこの結果を助けますね。
このことを考えると、乳幼児のときに消毒しまくったり清潔にしすぎるのも問題なのかもしれません。泥だらけのところで遊ぶのもいいかもしれません。

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