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2014年9月 1日 (月)

棘間靭帯炎

 脊椎には背中側に大きく突出している部分があり、これを棘突起と言います。ステゴサウルスの尖った部分のような感じにそれぞれの脊椎から背中側に伸びています。
この突起の間にも靭帯が張っていて、これを棘間靭帯と言います。
 ひどい交通事故などで脊椎に前屈方向の急速な強制力を加えられると靭帯が損傷することもあります。この部位の靭帯断裂は棘突起の骨折を伴うこともありますが、通常保存的治療で治ります。
 あまり多くはありませんが、この棘間靭帯部分の疼痛を訴えて来院される方がいます。局所に圧痛があり、前屈等負荷をかけるとその部位に疼痛が誘発されるのが一般的です。実際にその部分に問題がある場合と、そうではない場合があるため慎重な診断が必要です。
 先日総合病院でぎっくり腰と診断され、内服と湿布を処方されたけれど良くならないということで来院された方が棘突起から棘間靭帯付近に限局した疼痛でした。この方は超音波検査で圧痛のある棘間靭帯の部分にのみ血流も増加しており局所の炎症が主と考え、休職もされて疼痛が強いため一度炎症を抑える注射をしたところすぐに疼痛が軽減しました。後医は常に良医のため最初の具合はわかりませんが、脊椎の正中のみに限局した疼痛の場合、普通のぎっくり腰などではなく、局所的な問題が主かもしれません。検討してみるとよいかもしれません。

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