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2014年10月28日 (火)

虐待勉強会

 今日は虐待の講演会に行ってきました。総合病院で救急や骨折の手術をしている時には虐待による外傷の治療も行ったことがありますが、幸い診療所では明らかな虐待症例を診たことはほとんどありません。ただ、見逃しているだけかもしれず常に可能性について頭に留めておかないといけないなと思いました。

 虐待にもいろいろ種類がありますが、整形外科としては骨折や打撲など、皮膚科としては熱傷など。子供の栄養状態や清潔度などにも注意を払わないといけません。また、子供の病気に対して標準的な治療を拒否して明らかに重篤化している場合にはネグレクトという一種の虐待に相当することもあります。
 虐待は地域全体で気づいてあげるのが理想です。昔は近所の子供の家に行ったり来たりしていて親が隠すことも難しかった面がありましたが現在は往来も少なくなっており隠されると見つかりにくいのではないかとのことでした。虐待を受けている子供はもちろんかわいそうですが、親の方にも精神的な問題やDVや低所得など不遇な面もあり支援が必要なことも少なくないとのことで、周囲が早く気付くことができれば子供だけでなく親御さんも救われるかもしれません。

2014年10月27日 (月)

季節の変わり目のかゆみ

季節の変わり目は肌がかゆくなることが多いと思います。
喘息なども置きやすい時期ではないでしょうか。
原因としてはおそらく、気温の変わりやすい時期であるため、気温差、この時期なら急に乾燥してくるなどが考えられます。また、この時期に飛ぶ雑草花粉でもアレルギーの方は結構多く、肌に花粉がついてかゆくなることも多いでしょう。
しかし、もう一つ忘れがちなのは、衣替えです。
急にさむくなると、半年しまいこんでいた布団、毛布などをひっぱりだして使います。
また、冬服も基本は洗わず、そのまま着るでしょう。
しかし、半年間しまったままの服は埃っぽく、ダニも増えている可能性が高いのです。
この間来院された患者さんが、服がひと回りしたらかゆくなくなったとおっしゃった方がいました。
久しぶりの服がほこり臭かったり、くしゃみがでそうな感じがしたら、一回洗ってから着る方が、かゆくないかもしれませんね。
布団や毛布は花粉に注意して干すといいかもしれません・・。(もう時期的に遅い情報ですが・・・)

2014年10月16日 (木)

乳児の保湿剤はアトピーの発症率を3割減らせる。

乳児に保湿剤を毎日、約8カ月間塗ることでアトピー性皮膚炎の発症率を3割減らせたと、国立成育医療研究センターのチームが発表しました。保湿剤に予防効果があることを示したのは世界で初めてとのこと。
また、食物アレルギーの獲得はアレルゲンの皮膚からの侵入によるものといわれていますが、その意味では食物アレルギーの発症率低下にも寄与するかもとのことです。
たしかに、皮膚のバリアを正常に近づけておくことはアレルゲンを皮膚に入れないので、その後皮膚炎になったり、アレルギーを獲得することを遠ざけると考えられます。
しかし、このように3割も減らせるとはっきり示されたのは意義のあることだと思いました。
ならば、せっけんをそもそも使わないという調査はないのかなとふと思いました。
バリアーを壊さないことと守ることは一緒のことです。さらに言えば、以前にも書きましたが、乳児の着る服を合成洗剤ではなく、なるべく石けん洗剤(せめてさらさ)等にするなども大事と思われます。

この記事をみた方が、生まれたばかりの乳児を連れていらっしゃったとき、保湿した方がよいのでしょうかと相談されることが何回かありました。
乳児の皮膚が正常に近いときは、せっけんやシャンプーを使わず、お湯であらうことと、洋服の洗剤に気をつけることをまずやってもらうようにいっています。冬場、もし乾燥するなら、はじめて保湿をしてもらうようにいっています。

2014年10月15日 (水)

季節外れのむしさされ

最近、むしさされで受診される方が、一日に数人はいらっしゃいます。
むしさされというと、夏を思い浮かべる方もいらっしゃいますが、むしさされはまだまだ続きます。
秋は暖かい日があると12月でも刺される方がいます。何の虫刺されかというと、蚊、です。
春は3月からでも刺される方がいままでいらっしゃいました。
季節外れの蚊は腫れます。子孫をのこすため必死なのか、何箇所もさされることもよくあります。
気づかないうちにさされることが多いため、いきなり赤いしこりのように何箇所も腫れるとびっくりして受診されるのです。
このような状態になる虫刺されは意外と治りにくく、しばらくしっかりステロイドを外用する必要があります。
”これはむしさされです”というとにわかにホッとする方が多いのですが、薬はだしています。

2014年10月 8日 (水)

子供の可動域制限

 スポーツを頑張っていて関節痛や成長痛にて来院される子は少なくありません。頑張っている子ほど、故障することもあります。周囲の大人が異変に早く気づいてあげることは長期離脱や後遺障害の予防に大切なことです。

 スポーツでどこかを痛めて来院する子には、関節や筋肉の動きに制限を生じていることが少なくありません。膝が痛い子では、大腿の筋肉などが固く十分に膝が曲がらないことも少なくありません。肩や肘が痛い子では、体幹や肩甲骨から動きが制限されていることも少なくありません。
 子供のスポーツによる損傷や障害では、薬を使ったりするより、しっかり休養を取ることと調整メニューを検討すること、リハビリで故障しにくい体を作ることの方が大切です。
 もし症状を生じたとしたら、早めに対応するほど良好な経過が期待できます。できれば症状を起こす前に診断して対応するのがよいのですが、症状のない状態では保険診療の範囲に入りません。なのでスポーツ検診の普及が必要なのですが、町田市ではまだ実現が厳しい状態になっています。当院ではこの冬から検診を開始できるようにしたいと思っています。

2014年10月 4日 (土)

マイナスの栄養学

日曜日の昼、お好み焼き屋さんに家族で行きました。家族4人でお好み焼き3つと焼きそば1つ。我が家はそれで満腹です。近くで食べ始めた60歳代のご夫婦の様子が気になりました。

 お好み焼きを1人ひとつ。焼きそばを1人分。昼ご飯で生ビール。それぞれサラダを注文していました。栄養バランスを考えてサラダをプラスしたんだんだろうな〜と思いながら見ていました。
 日々診察していると、足りない栄養を補うために野菜やサプリやドリンク剤をプラスしている方が多い印象があります。これは私の勝手な考えなのですが、何か補うプラスの栄養学は経済効果が高いのはよいのかもしれませんがそれぞれの方に合っていないことの方が多いのではないでしょうか。
 ひとつ、マイナスの栄養学を試みてみるのもよいのではないかと思います。一品減らす、調味料を使わない、お酒はたまに、スープは残すなどなど。お菓子やおつまみの類いは家中探さないと見つからないくらいが丁度よいのかもしれません。外食したりたくさん食べた日の翌日はほとんど絶食でも大して問題にはならないでしょう。たまにはお腹がグーグ鳴って低血糖になってみるのも自分の体内センサーの起動試験としては有用です(糖尿病の薬を飲んでいる方の低血糖は危険ですが)。
 メタボがこれだけ増えてダイエットに勤しむ方がたくさんいる社会では、どれだけバランスを取りながらマイナスできるか。お財布にもかなりやさしいと思います。
 

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