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2014年12月29日 (月)

今年の診療を終了させていただきました。

 今年の診療は終了させていただきました。年始は1/5(月)から通常通り診察を開始いたします。今年も日本は政治、経済、社会ともに不安が絶えない1年だったような気がします。医療や介護などもこれからどうなっていくのか、難しい舵取りを迫られています。毎年年末年始に次の1年の方向性をじっくり考えるようにしています。

 誠に申し訳ありませんが、お健やかにお過ごし下さい。

2014年12月17日 (水)

路面凍結

12月にしては寒い日が続いています。今日は朝から自転車で転倒して怪我をされた方が続けて来院されました。この辺りは坂道が多く、路面が凍結していると大変危険です。昼間でも日陰になっているところなどではご注意下さい。底の平らな革靴も滑りやすく毎年転倒して来院される方がいます。これからの季節、グリップの効く靴で通勤通学されることをお勧めします。

2014年12月10日 (水)

便秘

 最近、といっても2年前ですが新規の便秘薬が発売されました。新しい薬の効果や副作用はどうなのかなと思い、先日便秘に関する講演会に参加してきました。便秘に悩む方は非常に多いのですが、従来は酸化マグネシウムと刺激性下剤を中心にコントロールしている方が多いと思います。
 そもそも便秘とは何かという点について患者さんと医師との間で認識がずれている場合が多いとのことです。便秘というと、数日から1週間、ひどいとさらに長期に便が出ないことを主に考えます。しかし患者さんによっては、毎日数回便が出ているのに便秘と言う方もいるとのことです。それは、少量の小さい便やコロコロの便が1日に何回も出て1回でスッキリ出ないで悩んでいる場合などです。また、毎日出ているけれど残っている感じがする場合にも便秘という訴えになります。便秘で困っているという一言では実際どう困っているかが伝わらないことがよくわかりました。回数や性状だけではなく、もっと詳細に困り方を伺って対応する必要があります。
 刺激性の下剤は習慣性になったり依存的になる可能性があるため、なるべく屯用で使った方がよいというのはわかりますが、なかなかうまくコントロールできないことも少なくありません。本当は洋式便器より和式便器の方が便秘にはよいとのことですが現代人ではしゃがむことが困難になってきておりもう和式には戻れないでしょうね。

2014年12月 1日 (月)

野球肘検診始めます。

 野球肘というのは子供のスポーツに際して投球動作などで肘に負荷が強くかかると肘関節の内側の靭帯付着部の損傷や外側の軟骨損傷などを生じる疾患です。野球の選手に多いですが、テニスやバレーボールなどオーバーヘッドスポーツでも起こることもがあります。

 肘関節痛の症状が出てから受診された場合、すでに軟骨の損傷が進んでしまっている場合も少なくありません。損傷がある状態でスポーツを継続していると修復困難な状態まで進んでしまうことも少なくないため、大人になった時に後遺症が残ってしまうこともあります。野球やテニスなど肘に負荷がかかるスポーツを積極的に行っている子供には症状のないうちに損傷が生じていないかどうかを時々確認することが望ましいという流れになってきています。
 症状がない状態では制度的に保険診療が行えないため、検診として行うしかありません。日本でも各地で野球肘検診を行うようになってきているのですが、残念ながらこの周囲では検診を大規模で行うことは現状困難です。そこで当院では希望者に検診を行うことといたしました。
 もっとも注意が必要なのは、検診で野球肘の所見があった場合原則として肘への負担をしばらく減らすかかけないようにすることが望ましいので、痛くもないのにスポーツを休まなければならなくなる可能性もあるということです。方法としては夕方に予約で理学療法士が肘の機能を中心に評価し、医師が診察と超音波検査を行い評価します。結果はその時にお話した上で後日レポートをお送りします。申し訳ありませんが有料で1500円としました。この点はご理解していただき、将来の障害防止に検診をご希望の方はお問い合わせください。
 
 
 

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