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2014年12月 1日 (月)

野球肘検診始めます。

 野球肘というのは子供のスポーツに際して投球動作などで肘に負荷が強くかかると肘関節の内側の靭帯付着部の損傷や外側の軟骨損傷などを生じる疾患です。野球の選手に多いですが、テニスやバレーボールなどオーバーヘッドスポーツでも起こることもがあります。

 肘関節痛の症状が出てから受診された場合、すでに軟骨の損傷が進んでしまっている場合も少なくありません。損傷がある状態でスポーツを継続していると修復困難な状態まで進んでしまうことも少なくないため、大人になった時に後遺症が残ってしまうこともあります。野球やテニスなど肘に負荷がかかるスポーツを積極的に行っている子供には症状のないうちに損傷が生じていないかどうかを時々確認することが望ましいという流れになってきています。
 症状がない状態では制度的に保険診療が行えないため、検診として行うしかありません。日本でも各地で野球肘検診を行うようになってきているのですが、残念ながらこの周囲では検診を大規模で行うことは現状困難です。そこで当院では希望者に検診を行うことといたしました。
 もっとも注意が必要なのは、検診で野球肘の所見があった場合原則として肘への負担をしばらく減らすかかけないようにすることが望ましいので、痛くもないのにスポーツを休まなければならなくなる可能性もあるということです。方法としては夕方に予約で理学療法士が肘の機能を中心に評価し、医師が診察と超音波検査を行い評価します。結果はその時にお話した上で後日レポートをお送りします。申し訳ありませんが有料で1500円としました。この点はご理解していただき、将来の障害防止に検診をご希望の方はお問い合わせください。
 
 
 

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