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2015年2月 4日 (水)

交通事故後の受診、事後処理は可及的早期に

 追突などの事故で、最初大丈夫だったけれど後から痛くなってきたからということで時間が経ってから受診される方が時々います。我々医師は現場検証している訳ではないので、基本的に患者さんの言葉を信じて臨床的所見と合わせて診断しています。事故後数日程度でしたら事故の影響として考えられますが、あまり間隔が空いてしまうと事故のためと言い切ることが困難になります。
 警察に提出する診断書も、受傷時からの全治見込みを記載する必要があるのですが、それは基本受傷直後に診察した時点での見込み期間です。事故後目安1週間以上経過してから記載することは困難です。加害者もいることですので、もし裁判になったりすると、事故直後に受診もしていないのに後からなんだと言われるとどうしようもありません。
 事故当時に何ともないのに深夜救急病院に行く必要はありませんが、できれば翌日に一度医療機関を受診して診察と診断書記載を行うことをお勧めします。制度的、法的トラブルを避ける意味で少なくとも数日以内に受診するようにお願いいたします。

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