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2015年2月13日 (金)

踵の骨粗鬆症性骨折

 骨粗鬆症になると、本当に簡単に骨が折れます。孫を抱っこしたら腰がボキッといった、雪かきでスコップを使ったら痛くなった。くしゃみをしたら肋骨が痛くなった、腰のマッサージをしてもらったら逆に痛くなったという方もいます。

 踵の骨も、骨粗鬆症で骨折することがあります。段差を踏み外したとか原因があるとわかりやすいのですが、全く原因なく生じることが多いです。患者さんの訴えとしては、足が腫れたということが多いです。なので最初は蜂窩織炎や腱周囲炎、関節炎などの炎症を起こす疾患を考えてしまいがちです。足背が浮腫むこともあり、その場合は深部静脈塞栓症(エコノミークラス症候群)も除外診断に加えます。初診時のレントゲンでは全く骨折はわかりません。診断が確定できないまま炎症止めや抗生剤を内服したり弾性包帯やサポーター、副木などで固定をして経過をみているうちに、間隔をあけて撮影したレントゲンや検査依頼していたMRIの結果によってやっと踵骨の骨折が判明することも少なくありません。最初からMRIを行えば診断は容易なのですが、足の腫れた方全員にMRIを行うわけにもいかず悩ましいところです。
 何の原因もなく踵の骨折を生じてしまう位の骨粗鬆症では、しっかりした治療が必要です。すぐ後に脊椎の圧迫骨折を生じ、圧迫骨折の前兆かなと思うこともあります。

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