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2015年4月24日 (金)

春は子供の怪我の季節です。

今年も新学期が始まり、肘とか手首とか足首の骨折や捻挫の子供たちがたくさん来院されています。陸上部に入部した子の筋肉痛も春の訪れを感じます。毎年毎年同じように学校での外傷が発生していますが、どうやって新学期の怪我を防ぐか学校の先生と研究でもしたいものです。
この時期の怪我ですと運動会が春か秋かをお聞きします。春の運動会だと間に合うかどうかが問題になります。リレー選手に選ばれていたりするとさぞかし残念でしょうが怪我の程度によっては諦めてもらうしかありません。なるべく固定期間を短くして早期から動かすようにして間に合うようにはしたいと思います。ただ、最初から安静を保てない子供の場合逆にガッチリ固定してしまうこともあります。子供の性格もみて治療をカスタマイズしたいと思います。

2015年4月23日 (木)

禁煙外来始めます。

 日本でタバコを吸う人の割合が男女合計で20%を初めて下回りました。最近1年間では136万人も減少したそうです。診察していても喫煙する人は特に若い世代では本当に減りました。もはや喫煙者が減少するトレンドを止めることはできないでしょう。いかんせん本人にも周囲の人にも科学的に確実に害悪をもたらす商品が今まで大々的に存続できてきた方が不思議なくらいで、喫煙に対する規制はさらに高まっていくことでしょう。もうそろそろ禁煙を決断する時期にきているのではないでしょうか。
 ご存知かとは思いますが、タバコにはヒ素やカドミウムなどの有害物質がたくさん含まれており多くの病気の原因となっています。各種の癌が有名ですが、呼吸器の病気はもちろん整形外科領域でも骨粗鬆症や関節リウマチのリスクでもあり骨折後の治りが悪くなることも分かっています。また、例え換気扇の近くで吸ったとしても家族の健康を害している事実に変わりはありません。
 タバコをどうして吸ってしまうかというと、しばらく吸わないでいると禁断症状を生じてきてまた吸いたくなってしまうためで、その依存性は覚せい剤より強いも言われているそうです。
 一人で禁煙できる方は何よりですが、禁煙補助薬などの使用が必要な方も少なくありません。現在は保険診療として禁煙治療が許されていますが、医療費削減策が積極的に進められている中でいつまで保険適応が維持されるのか先行きはわかりません。
 当院の内科が常勤になったのを機に、5月から禁煙外来を予約にて行うことといたしました。ご希望の方は適応条件もありますのでまずは電話か受付にてお問い合わせください。

2015年4月17日 (金)

わたしたちの体内や体外、環境の細菌叢について

腸内環境の変化でいろいろな病気を引き起こしているという説は最近よく聞く話題ですが・・

アトピー性皮膚炎に関しては皮膚科の論文でもちらほら聞かれるようになってきました。

Archives of Dermatologyの2012年にだされたものでは、とくに、LGG菌(Lactobacillus rhamnosus GG、ラクトバチルス・ラムノーサス GG)は、アトピー性皮膚炎発症の長期予防に有効であったとのこと。カルピスからでているアレルケア(L-92乳酸菌)もアレルギー学会でアトピー性皮膚炎治療に補助的に働くと出ておりました。

LGG菌のヨーグルトはタカナシ乳業がだしているようですね。

他にもいろいろ乳酸菌はあるようですが、アトピー性皮膚炎があって迷われる方は一度試してもいいかもしれません。

ついでに言えば、砂糖と一緒にはあまり食べない方がいいと思います。砂糖を多くとるとかゆみの原因になります。オリゴ糖などと一緒にとるといいでしょう。

皮膚の表面の細菌叢も関連がある可能性があります。黄色ブドウ球菌がついてしまうとブドウ球菌に対するアレルギーがでて、あっというまに皮膚炎がひろがることがあります。抗生物質を服用し、殺菌しないといけないこともあります。普段から黄色ブドウ球菌が増えないように必要に応じて(じゅくじゅくする場合などは)洗浄(なるべく無添加なせっけん)し、そうでないときは正常な細菌叢がこわれないように皮膚を殺菌洗浄しすぎないことも必要と考えます。

細菌叢は細菌のネットワークで生き物です。これを整えると言われても、非常に難しいことのように思われます。普段とっている食物にも、抗菌剤をつかった飼料をたべている家畜の肉や、卵や、魚介類(エビ?)などがあるかもしれません。食べ物を気をつけるのは大事だとおもいますが、限界もありそうです。

せめて安全なものを選んで食べるようにするだけでも違うかもしれません。

ところで、最近はやりの除菌、殺菌、本当に正しいのでしょうか。そこにいてもいい菌を殺しすぎて大丈夫でしょうか。正常ななんでもない菌がいるからこそ、悪い菌が増えないと言うこともあるかもしれません。

化学物質をまきちらすことの危険の方が大きいのではないかと考えてしまいます。

実際に、殺菌、抗菌しすぎるとアレルギー性が高まるとの論文も世の中にはあるようです。

2015年4月16日 (木)

ホームページを引っ越します

ホームページを引っ越すことといたしました。お手数をおかけしまして申し訳ありませんが、ブックマークしていただいている方は変更をお願いいたします。
どこからでも更新できるようにして適宜更新していきたいと思います。とは言っても中年世代になってきているため情報に多少の不具合を生じる場合もあります。ご容赦ください。ブログも新しいホームページに統一できるのですが、こちらに書き綴ってきたため、このままこのブログを継続していきたいと思います。よろしくお願いいたします。

2015年4月 9日 (木)

圧迫骨折の往診

最近は動けないので往診してほしいという依頼が増えています。自宅で転倒した方も原因がはっきりしない方もいます。転倒など外傷がはっきりしている場合、大腿骨頚部骨折などのことも多いです。その場合、精神状態や全身状態を検討して手術できるようなら入院の適応となるため救急搬送の依頼をすることも少なくありません。
腰痛で動けない場合は脊椎の圧迫骨折のことが多いです。圧迫骨折の場合も、最初に入院や手術の適応かどうかを検討します。自宅で療養できるかどうか、入院が必要かどうかには様々な要因があります。
神経障害のある方では骨折部で神経を圧迫している可能性もあり、入院精査が必要となる可能性が高いです。看病をしてもらえる家族が同居しているかどうかは大きな要素です。また、ポータブルトイレも含めてトイレをなんとか使えるかどうかは重要です。
脊椎を骨折したら重症なのだから全員入院した方が良いと思われるかもしれませんが、圧迫骨折で入院した場合逆にせん妄になって精神的に混乱してしまう方もいます。自宅に戻ると意識も元に戻ることも多く、自宅療養の方がよい場合も少なくありません。自宅療養する場合介護サービスも重要です。多くの場合、要介護4程度に介護度が上がりますので電動ベッドのレンタルや自宅介護の導入などが可能になります。往診したその日に支援センターに電話をして介護申請を依頼することもあります。
整形外科医の往診というのはまだ一般的ではありませんが、動きや痛みについては専門分野ですのでこれからも積極的に行いたいと思います。

2015年4月 8日 (水)

しらみとりシャンプー耐性のシラミ

最近シラミが流行っていました。耳の後ろの生え際から5ミリー1センチぐらいのところに爪でとっても取れにくい白い1ミリ以下のものをみつけたら、シラミの卵の可能性があります。成虫の場合は2、3ミリの茶色い虫です。

私が皮膚科医になってから何度となく流行がありましたが、今回はいろいろな所で発生があったように思います。

数年前からスミスリンシャンプーが効かないシラミが発生したとの情報もありましたが、どうやらそのようなシラミがこの界隈にもでてきているようです。

スミスリンシャンプーをしても効かない場合はしらみとりのクシがいいようです。もしくは最初からこのクシでもよいかもしれません。スミスリンシャンプーは約2500円以上します。家族中だと何本か買わないといけません。ニットフリーコームといるクシがありますが、これはよく取れるようです。このクシを14日間ぐらいかけて梳いて卵、成虫を駆除するといなくなります。

シラミは不潔だからなるのではありません。シャンプーをせず、お湯洗いだからうつるわけではないようです。シャンプーをしていてもなります。なぜ感染るかといえば、周囲にいるからです。頭をくっつけて遊ぶ8歳ぐらいまではよくもらってきます。シラミを見つけたら周囲にも知らせたほうがよいのです。せっかく駆除してもまたもらってきますから。とはいっても言えない方も多いので、その場合は保育園、幼稚園、学校に知らせて周知してもらいましょう。

2015年4月 6日 (月)

むしさされ

2月中旬ごろからむしさされで腫れた方が多数受診しています。
季節外れの虫刺されは蚊の毒が強いのか、アレルギー反応が強く出るのか、腫れる方が多いように思います。
川の近くや水辺が近くにある方はブヨに刺されたかのように腫れて、その後しこりとなるような虫刺されの皮疹になる方も鶴川界隈でちらほらいます。
非常に腫れる場合はすぐに強めのステロイド外用で全く皮疹がなくなるまで塗る必要があります。
治しそこねると半年以上しこりがのこり、何度も痒くなり、治療に難渋することがあります。
すぐに来院できない方はどんなに痒くても決して掻かないように・・・(これが非常に難しいのです)

2015年4月 1日 (水)

新しい診療所の形へ

 本日から当院の内科医師が常勤となりました。生活習慣病や風邪などの内科疾患、外傷や関節リウマチ、骨関節疾患などの整形外科疾患、褥瘡やアトピー性皮膚炎などの皮膚科疾患をそれぞれ専門医が担当する診療所というのはあまりありません。エコノミストが考えれば、それぞれ別の診療所にしてメディカルモールにした方が収益が上がると言うでしょう。しかしそれは患者さんにも国のためにも望ましい道ではないと思います。

 これから医療費や介護費用の自己負担が増加したり年金が目減りしたり何かと厳しい時代になっていきます。医療費や介護費用も節約していかなければならない世の中です。そういう時代にも、医療機関が前向きに対応していかなければいけません。安定している方には長期処方にしたり、血液検査などの項目も各科で集約してなるべく検査回数を減らしたり、一つの疾患や外傷でなるべく長期に通院しなくてもよいように治療していきたいと思います。
 かかりつけ医として、5年、10年、さらには数十年通院している方が通院困難になったとしてもそのまま在宅診療へ移行していけるようにしていきたいと思います。専門医療だけではなく、在宅医療だけでもなく、真のかかりつけ医療機関を目指していくのがひとつの理想的な診療所なのではないかと思っています。
 まだまだ最初の一歩ですが、各科で補完しあって少しでも地域の役に立つ場所に育てていただけますと幸いです。

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