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2015年5月20日 (水)

腱板が切れている方は非常に多い

 肩関節が痛くて動かしづらいという方の中に、腱板が切れている方は非常に多いです。もともと、年齢が上がると症状がなくても腱板が擦り切れていることが少なくありません。高齢者では半数以上が自然に擦り切れているという報告も多く、腱板が切れていても症状を呈するかどうかは微妙なところです。
 急に肩が動かなくなったという方では特に注意が必要です。腱板断裂の場合、最近は手術的に修復することも増えてきましたが、股関節や膝の人工関節とか腰椎の手術とかと比べると圧倒的にまだまだ肩の手術を受ける方は少ないように思います。実際適応もそれほど広くはないので短期間リハビリテーションを行っての回復具合なども診てから決めるのでも遅くはありません。手術後長期では再断裂することも稀ではなく、超高齢者は腱板が切れていても何とかなっている訳で、色々な意見を聞いてみるのがよいかもしれません。比較的若い中高年の方では、初回手術の成績は良好な報告も多くもう少し手術を積極的に考えてもよいような気もします。
 腱板はMRIか超音波検査で確認するのですが、超音波検査は診察時にすぐに見られるので大変有用な検査だと思います。肩関節の痛い方、動かしづらい方では単なる五十肩と決め付けることなく少なくとも一度は腱板が断裂していないか確認してみる必要があるものと思います。

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