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2015年6月22日 (月)

副甲状腺製剤使用後

 骨粗鬆症の治療薬として副甲状腺製剤が使用できるようになってしばらく経ちました。従来使用してきた骨粗鬆症薬の主役であるビスフォスフォネートが骨の吸収を抑制する作用であるのに対して副甲状腺製剤は骨の形成を促進する薬であるため、骨折後に使うと治るのが早まることが期待できます。
 臨床的な実感としても、脊椎の圧迫骨折後に用いると治りが早いように思います。ただ、この薬は一生のうちで1.5年〜2年の間しか使用できないことになっているため何時使うのか、どれだけの期間使用するのかはよく検討する必要があります。
 最近、副甲状腺製剤を使用し終えた方が新規に骨折をするケースが生じてきました。残念ですがこの場合骨粗鬆症に対しては従来の薬を用いていくしかない状況です。もちろんそれでも骨折の多発を防ぐ効果はあるのですが、今後このようなケースが増えて行くのかなと思います。
 当院では初回の副甲状腺製剤の使用はまだ骨折後に導入することがほとんどですが、骨折部が癒合し落ち着いたら半年程度でいったん副甲状腺製剤を終了することが多いです。費用が高い、注射を頻回にしないといけないなどの理由もありますが、また骨折した時のために使用可能期間が残っている方が安心かなと考える面もあります。これは考え方なので、1.5〜2年の使用可能期間を完遂してから従来の薬に切り替えるという治療方法でもよいと思いますが、治療をしながら相談して決めていくとよいと思います。ご希望がありましたら遠慮なく言っていただけますと幸いです。

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