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2015年7月31日 (金)

麦わら商法

 「溺れるものは藁をも掴む。」ということわざがあります。藁が全く浮かばないのかと言われると、よく乾燥して束ねた藁なら少しの間浮いているかもしれません。絶対に浮かばないとは言えないでしょう。ならば溺れそうな人に藁を販売したら無条件でよく売れることでしょう。
 診療をしていると、これは麦わら商法だな〜と思うことがよくあります。それならば完全に否定すればよいではないかと思われるかもしれませんが、絶対ダメだという根拠を示すことはなかなか難しいものです。もう信じてしまっている方に何を言っても聞く耳を持っていないということも少なくありません。少なくとも家計を圧迫しない程度にしていただきたいと思います。何を信じるかは自己責任によるところが大きいので注意が必要ですが、ある程度の規制は必要なのではないかなとも思います。
 実際麦わら商法で大成功している企業をみていると割り切れないものがありますがメディアにとってはよいスポンサーなのでしょうからなかなか難しい問題ですね。

2015年7月22日 (水)

内科皮膚科のインターネット予約システムを稼働しました。

 ついに内科、皮膚科のインターネット予約システムを稼働しました。当初はシステムの利用に不慣れなので、翌日以降〜2ヶ月後までの予約とさせていただきます。利用方法はそれほど難しくないと思いますが、利用方法の冊子を現在作成中です。完成しましたら診療所内に用意したいと思います。
 現在皮膚科が混雑しています。予約外の方も少なくないため予約がずれ込むこともあり大変申し訳ありません。予約システムが順調に稼働しましたら少しづつ混雑緩和につながるかと思っています。
 内科も予約で診療可能です。在宅診療も行っているため緊急往診に行くことも稀にありますが、ご容赦をお願いいたします。
 整形外科は骨折や切り傷の縫合など外傷対応があり、予約での診療が適合するかどうか不安な面もあり予約制にしておりません。今後予約システムの運用状況をみて検討させていただきます。
 ホームページにリンクボタンとQRコードがあります。そちらからジャンプしてください。

2015年7月17日 (金)

打撲で手術?

 単なる打撲に対しては、冷やすかかぶれなければ湿布をするか、圧迫がかかる所であれば弾性包帯などを巻いたりするかでそのまま経過観察していただくことがほとんどです。
 ひとつ悩ましい打撲は、高齢者の下腿などでの打撲です。大きく腫れて皮下に巨大な血腫(血の塊)ができると、そのままにすると皮膚が壊死してしまうことがあります。初診時には皮膚に大きな変化がない状態でも、皮下の血腫が直径で5cmを超えて厚さが数センチくらいあるような場合、数日から1週間くらいすると腫れた直上の皮膚が数センチから5センチくらい真っ黒になってしまいます。
 悪化すると細菌感染も生じて蜂窩織炎になり全身的な悪影響を及ぼすこともあります。そうならないよう、真っ黒になった部分は切除して溜まった血腫を取って洗浄し時間をかけて処置していくことになってしまいます。
 なので初診時に大きな血腫があれば、病名としては打撲と皮下血腫なのですが局所麻酔して血腫を除去する場合もあります。打撲なのに麻酔して処置??と批判的な視線が痛いこともあり、湿布で経過観察したくなってしまいます。受傷直後でれば血腫を注射器で抜いて軽減させることもありますが、十分には抜けないことが多いです。
 若い方で問題になることは少ないですが、高齢者の打撲では、特に循環器疾患などで血をサラサラにする薬を飲んでいる方では注意が必要です。必要と判断したら心を鬼にして打撲でも血腫除去を行うようにしたいと思います。

2015年7月11日 (土)

 整形外科を受診される甲状腺疾患

 整形外科には外傷、骨関節疾患や神経疾患の方が主に来院されます。時には他の科の疾患により運動器に症状を生じることがあります。
 甲状腺は首の正面の根元付近にある内分泌組織で、甲状腺ホルモンを分泌して体の様々な機能を調整しています。甲状腺機能が低下すると、足が浮腫んだり体がだるかったり、時には認知機能が低下します。整形外科には足が腫れてきたという理由で来院されることが多いように思います。実際は腫れているというより浮腫んでいます。その他には関節のこわばりや関節痛を主訴とすることもあります。甲状腺機能が亢進すると、体重が減少したり動悸がしたり発汗が多かったりします。整形外科には手が震えるとかしびれる、力が入らない、歩けないといった症状で来院されます。
 関節炎の原因を診断する場合も、一応甲状腺を触診したりすることが必要です。足の力が入らないといった症状の時には腰椎疾患などの神経系をまず考えるのですが、甲状腺機能の亢進では神経反射が速くなり低下では遅くなるといった違いもあります。
 甲状腺機能低下症では認知症と間違えないよう注意が必要です。甲状腺機能亢進症では時に急に脱力発作を生じたりショック状態になることもあり注意が必要です。
 甲状腺は首の根元で皮膚から浅い所にあるため、慣れると触れることができます。体調がすぐれない日々が続く場合には少し触ってみるとよいかもしれません。

2520億円ですか…

 やはり呟きたくなりますね。消費税が上がってから何が起きているのか。政治家の給料が上がりましたね。公務員の給料は以前の水準に戻したということで上がりました。正確な理由をよく知らないのでダメとは言いません。よかったですねと言いたいところです。昨年介護報酬が下がりましたね。来年診療報酬も下がるだろうとのことです。まあ現在の国の財政を考えれば仕方ないのかもしれません。年金支給額も下がりました。今後の日本は少子高齢化および人口減少社会で、今世紀末には人口が5000万人を下回るだろうと予測されています。
 鳥の巣と呼ばれた北京のオリンピック会場もすばらしかった印象がありますが、あの数倍の建築費でこれから急速に減速していく日本にオリンピック会場を造るのですか…。さすが経済効果が高い産業はお金の掛け方が違いますね。経済刺激策としては高ければ高い程よいのかもしれませんが。当初予算から倍近い費用で決定してしまうなんて政治家や官僚や経済界のみなさんのどんぶり勘定ぶりは一般人には羨ましい限りです。
 将来の維持費を誰が支払っていくのでしょうか。この建築を決めた御仁方はそんな未来のことは気にしないのでしょうが。子供達に少しでも明るい未来を残してあげたいと思いますが、これからの日本に残っていくのは巨大な箱物とか無数の空き家とか10万年も管理が必要な核廃棄物とかです。賢い子孫たちは日本に留まらないという選択をしていくかもしれませんね。

2015年7月 5日 (日)

整形外科医の聴診器

 今週末は日本整形外科超音波学会に参加させていただきました。8〜9年前に当院でも超音波検査を始めた頃にはまだまだ行っている整形外科医は非常に少なく試行錯誤でしたが、最近は本当に診察になくてはならない物になっています。検査部位によってはMRIと比べても遜色がない部位や、超音波検査が最も正確である部位もあり整形外科での検査のやり方も大きく変わってきています。内科の先生が心音や呼吸音を日々の診察で聴診器で確認するように、整形外科医は骨関節や筋肉、神経などを超音波検査で実際に見ています。もはや整形外科医の聴診器のような存在になっています。
 さらには超音波による観察下でのブロック注射や処置、手術などもさらに広まってきています。今後の診療にすぐに役立つ内容が多く大変有意義な学会でした。

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