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2015年7月17日 (金)

打撲で手術?

 単なる打撲に対しては、冷やすかかぶれなければ湿布をするか、圧迫がかかる所であれば弾性包帯などを巻いたりするかでそのまま経過観察していただくことがほとんどです。
 ひとつ悩ましい打撲は、高齢者の下腿などでの打撲です。大きく腫れて皮下に巨大な血腫(血の塊)ができると、そのままにすると皮膚が壊死してしまうことがあります。初診時には皮膚に大きな変化がない状態でも、皮下の血腫が直径で5cmを超えて厚さが数センチくらいあるような場合、数日から1週間くらいすると腫れた直上の皮膚が数センチから5センチくらい真っ黒になってしまいます。
 悪化すると細菌感染も生じて蜂窩織炎になり全身的な悪影響を及ぼすこともあります。そうならないよう、真っ黒になった部分は切除して溜まった血腫を取って洗浄し時間をかけて処置していくことになってしまいます。
 なので初診時に大きな血腫があれば、病名としては打撲と皮下血腫なのですが局所麻酔して血腫を除去する場合もあります。打撲なのに麻酔して処置??と批判的な視線が痛いこともあり、湿布で経過観察したくなってしまいます。受傷直後でれば血腫を注射器で抜いて軽減させることもありますが、十分には抜けないことが多いです。
 若い方で問題になることは少ないですが、高齢者の打撲では、特に循環器疾患などで血をサラサラにする薬を飲んでいる方では注意が必要です。必要と判断したら心を鬼にして打撲でも血腫除去を行うようにしたいと思います。

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