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2015年7月11日 (土)

 整形外科を受診される甲状腺疾患

 整形外科には外傷、骨関節疾患や神経疾患の方が主に来院されます。時には他の科の疾患により運動器に症状を生じることがあります。
 甲状腺は首の正面の根元付近にある内分泌組織で、甲状腺ホルモンを分泌して体の様々な機能を調整しています。甲状腺機能が低下すると、足が浮腫んだり体がだるかったり、時には認知機能が低下します。整形外科には足が腫れてきたという理由で来院されることが多いように思います。実際は腫れているというより浮腫んでいます。その他には関節のこわばりや関節痛を主訴とすることもあります。甲状腺機能が亢進すると、体重が減少したり動悸がしたり発汗が多かったりします。整形外科には手が震えるとかしびれる、力が入らない、歩けないといった症状で来院されます。
 関節炎の原因を診断する場合も、一応甲状腺を触診したりすることが必要です。足の力が入らないといった症状の時には腰椎疾患などの神経系をまず考えるのですが、甲状腺機能の亢進では神経反射が速くなり低下では遅くなるといった違いもあります。
 甲状腺機能低下症では認知症と間違えないよう注意が必要です。甲状腺機能亢進症では時に急に脱力発作を生じたりショック状態になることもあり注意が必要です。
 甲状腺は首の根元で皮膚から浅い所にあるため、慣れると触れることができます。体調がすぐれない日々が続く場合には少し触ってみるとよいかもしれません。

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