麦わら商法
「溺れるものは藁をも掴む。」ということわざがあります。藁が全く浮かばないのかと言われると、よく乾燥して束ねた藁なら少しの間浮いているかもしれません。絶対に浮かばないとは言えないでしょう。ならば溺れそうな人に藁を販売したら無条件でよく売れることでしょう。
診療をしていると、これは麦わら商法だな〜と思うことがよくあります。それならば完全に否定すればよいではないかと思われるかもしれませんが、絶対ダメだという根拠を示すことはなかなか難しいものです。もう信じてしまっている方に何を言っても聞く耳を持っていないということも少なくありません。少なくとも家計を圧迫しない程度にしていただきたいと思います。何を信じるかは自己責任によるところが大きいので注意が必要ですが、ある程度の規制は必要なのではないかなとも思います。
実際麦わら商法で大成功している企業をみていると割り切れないものがありますがメディアにとってはよいスポンサーなのでしょうからなかなか難しい問題ですね。
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