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2015年9月 8日 (火)

固定薬疹

固定薬疹という薬疹があります。その名のとおり、いつもでるところが決まっている薬疹です。
1カ所しかでないこともあり、皮膚科医でないとなかなか診断できません。
繰り返しおこる皮疹で、円形ないし類円形の境界がはっきりした、褐色から紫褐色調の皮疹があり、その場所に紅斑がでます。
じつは口唇ヘルペスと誤診されることが結構あります。
なぜなら発症する部位が口唇周囲のことも多く、また、かぜをひいたときに薬を飲んで、でるからです(単純ヘルペスも風邪の華といい、風邪をひいて免疫が下がったときにでます)。
単純ヘルペスとの違いは色素沈着がおきることや、原因の薬を飲んでいる限りでるので、皮疹がつづく場合があること。
ヘルペスは、まず、ちくちくむずむず擦る症状がおこり、そのあとに紅斑になり、その後、中心に小水疱がでて、かさぶたになって治ります。その経過が10日前後でおこることが特徴です。
最初ヘルペスと診断しても、2週間以上続いている場合には別の診断を考えます。よくよくきくと、風邪の症状がよくならなかったため、ずっと薬をのみつづけているということがあります。そのため、固定薬疹がでつづけているというわけです。
固定薬疹は感冒薬に含まれる解熱鎮痛成分で起きる頻度が高く、他には鎮痛剤、抗生剤、葛根湯などでもあります。
固定薬疹は診断が大事です。というのも、薬疹であることを気づかずに内服を繰り返しているうちに重症薬疹に移行することがあるからです。
繰り返す皮疹は一度皮膚科にいらっしゃるといいかもしれません。

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