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2015年11月 2日 (月)

ひょう疽と爪囲炎

 指の化膿性疾患として、爪の脇から細菌が侵入して爪の周囲が腫れてしまう爪囲炎(側爪郭炎、爪周囲炎とも言います)が多いです。
 「ひょう疽」でネット検索すると、「爪囲炎とも言います。」という結果が上位に並んでいますが、これはほとんど間違いです。wikipediaまで間違っているので自信を失いそうですが。皮膚科では同じ扱いなのかな?とも思いますが、少なくとも整形外科的には爪囲炎とひょう疽は別物です。
 指の先端の手のひら側を指腹部と言いますが、この部位は末節骨と皮膚の間の皮下脂肪が線維性の隔壁により小部屋に分けられていてぐらつかないようになっています。この隔壁内に細菌感染を生じることを少なくても整形外科ではひょう疽と言います。
 爪周囲のみの感染であれば、皮膚切開で排膿すれば落ち着くのですが、隔壁内に感染が及んでいると、各隔壁も切開しないと膿が残ってしまったりします。そのため爪囲炎なのか、ひょう疽なのかの見極めはかなり重要です。
 その他には糖尿病などの合併がないかどうかも大切です。いずれにしても爪の脇や指先が腫れてきたら早めに治療を開始した方が治りやすく痛みも少ないので早めの受診をお勧めします。

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