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2015年12月11日 (金)

医療の常識、非常識

医療は日々日進月歩です。5年前までの医療の常識が非常識になることも多々あるのです。

たとえば傷の処置。現在では消毒はせず、流水であらい、湿潤療法で治します。ほぼ常識ですが、数年前は消毒、ガーゼが常識でした。

逆にいえば、今常識とされている医療でも5年後10年後に非常識になる可能性はいつでもあるのです。
昔から医療というのはそのような過程で発達してきました。以前の常識を覆しながら検証して正しい方向へなんとか導こうと努力してきたのです。
私たちは現在常識となっている治療を日々取り入れ、目の前に入る患者さんをよくしようとがんばっています。しかし、よくならないとき、この方法が本当に正しいのか疑問に思うこともあります。今の医療常識では正しくでも将来かわらないとも限らないということを念頭におきながら日々患者さんに向き合っています。
マスコミを含めインターネットの世界などではいろいろな情報が流れてきます。今の医療常識を完全に否定したり、新しいやり方を勧めては利益誘導したり・・・
根拠のあるもの、ないもの、玉石混合です。
そのような情報が正しいかどうかは一般人には判断は非常に困難です。迷ったら一度医師に相談してください。
まったく否定できるものか、根拠がありそうか、ある程度は判断ができると思います。

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