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2016年1月27日 (水)

家庭でできるこどもの風邪の対処法

子どもが風邪をひいたときは安易に市販の薬で治療しないようアメリカの小児科学会の専門家が警告しているようです。処方なしに入手できる市販薬は、風邪薬や咳止め薬であっても、乳幼児に重篤な副作用を引き起こす可能性があるからです。

 米国食品医薬品局(FDA)は2008年、4歳未満の小児に市販の咳止め薬や風邪薬を与えないよう勧告しました。46歳の小児は医師の指導の下でこれらを服用し、6歳以上は用量指示に正確に従えば安全に服用できるとのことです。逆に言えば、6歳以下は市販薬を自分の判断で使わないようにといっているのです。

 薬を使わずに、安全で便利かつ安価に実施できる治療法も一緒に紹介しています。

・鼻水が出る:鼻水は吸引するか、鼻をかむ。抗ヒスタミン薬は風邪の症状軽減には役立たない。鼻水は身体のウイルス除去を助けるものだと理解しましょう。
・鼻づまりがある:生理食塩水の鼻スプレー、または点鼻薬で鼻をかみやすくなる場合があります。生理食塩水は、温かい水240mLに食塩2mL(ティースプーン0.4杯)を加えれば自宅でもつくることができます。
・咳がある:生後3カ月未満の乳児は医師を受診したほうがいいでしょう。生後3カ月~1歳の乳児は、ティースプーン13杯の水やリンゴ果汁などを温めて14回与 えるとよいようです。1歳未満ではハチミツを与えられませんが、1歳以上なら必要に応じて小さじ1杯のハチミツを与えます。
・咳が止まらない:温かいミストシャワーで、咳の発作を和らげることができます。

こどもの咳や風邪は治療が必要とは限らず、普段どおり遊んだり眠ったりするようであれば、市販薬も家庭療法も必要ありません。発熱は身体がウイルスと闘うのを助けるので、熱が約38.8℃以上あるかこどもが不快な場合のみ、治療が必要となります。

自分のお子さんの状態をよくみて、治療するかどうか、治療をする場合は家庭でできるのか否か判断しましょう。

2016年1月26日 (火)

紙カルテを廃止します。

 当院はこの10年くらい紙カルテと電子カルテを併用してきましたが、紙カルテを廃止して電子カルテのみで運用することといたしました。
 院内では処置伝票を受け付けでお渡ししますので受診する科や処置室に持参していただき最後に会計へ提出していただくようになります。運用方法の変更に伴い混乱される方も少なくないかと思いますがご協力をよろしくお願いいたします。

2016年1月21日 (木)

しもやけ

やはりという感じですが、増えてきました。
毎年12月ごろには増え始めるのですが、暖冬の影響で、今更ながら数人いらっしゃいます。
手、足に赤い発疹がでて、かゆかったり、痛かったり、びりびりしたりするのですが、経験したことがないと、しもやけとわからないようです。
1カ所だけでることもあり、この発疹はなんだ?と疑問になり、来院するようです。
診断を伝えると、なんだという顔をされたり、納得できない顔をされたりすることもあります。
しもやけは気温がさがるとでるのですが、気温がただ低いとでるわけでもありません。
温度差、湿度が関係します。運動した後に寒いところで安静にしていると、温かかった足が急にひえます。さらに汗などかいて、靴下に湿度があったりすると、さらに冷えます。この急激な温度変化により、炎症がおこるようです。
対策としては、温かくすることはもちろんですが、他に風を通さない、湿度をあげないことも体温を奪われないために重要です。
手足に汗をかきやすい方もしもやけになりやすいのです。
具体的には
1.手袋は風を通さないスキー手袋のような素材にする(毛糸やフリースのみの素材は風を通すためしもやけの方には不向きです)
2.靴下はスキー用や登山用の保温性が高く、湿度で発熱するようなタイプの靴下にする。
3.足元は靴ではなく、ボアブーツのような暖かいものにする。
4.室内履きを暖かいものに変える。
さらに、頬部、耳たぶなどにもしもやけができるのですが、それをふせぐように
5.耳当てをする、ネックウォーマーで顔を隠す
などです。

しかし、しもやけがひどい状態になることもあります。発疹がくずれて血や浸出液がでたり、えぐれてしまったり・・
その場合は膠原病や血管が詰まる病気(血栓や血管炎など)がかくれていることもあります。
重症な場合には皮膚科を受診してください。
軽症でもかゆかったり、痛かったりする場合にには軟膏をぬったり、ビタミンEなどを内服したりすると軽くすみます。皮膚科に相談してください。

2016年1月20日 (水)

現在近隣の病院はほとんど満床です

 インフルエンザが急速に流行りだしたようです。当院にもインフルエンザの方が受診するようになっています。今日、往診した方を他の疾患で病院へ入院依頼を試みたのですが、近隣の病院にはほぼ全て満床とのことで断られました。
 先日の雪とその後の凍結で転倒して来院される方も多いです。現在、手術が必要な方の入院も少なくないものと思われ、各病院とも大変になっていると思います。
 インフルエンザの流行期にはどうしても肺炎を併発したりして入院が増加して満床となってしまうことが多く、入院が必要でもできないという事態になることもあり得ます。そういう場合は優先順位を考慮しないといけません。
 最優先はもちろん生命の危機に瀕している方で、それに対して入院が必要かどうかを考慮する必要があります。熱がでているから、食べられないから、というだけでは入院への説得力がありません。整形外科的には圧迫骨折など安静にしているしかない疾患はできれば自宅療養すべき疾患です。介護保険を導入して、電動ベッドやポータブルトイレをレンタルし、ヘルパーさんや訪問介護も依頼して自宅療養できる体制を作りなんとか自宅で療養することをお願いしたいところです。
 それでもやはり自宅では療養できない、ご家族も看られないということも多々あります。この時期には高齢な方が入院療養すると、インフルエンザなどを院内でもらってしまいかえって体調を悪化させる可能性もありますが、そんなリスクも考えないといけません。
 病院がパンクしないために、在宅医療や介護サービスを有効活用してなるべく自宅療養することが普通になっていかないとさらに高齢化が進んだ場合、適切な医療が成り立たなくなるのは火を見るより明らかです。昔は正岡子規のように肺結核でも自宅療養していた時代もありました。そこまでは無理かもしれませんが、現在の常識が未来の非常識になっていかないと厳しいですね。

2016年1月13日 (水)

腰椎由来の膝痛

 膝が痛い方は本当にたくさん来院されます。中高年以降の多くの方では膝がすり減る変形性膝関節症ですが、他の原因も様々あります。
 膝にずっと水が溜まっている方では膝関節の大腿骨面が陥没したりする無腐性壊死症という病気の可能性もあります。最初のレントゲンでは発見できず、数ヶ月後に陥没してきてはっきりすることもあります。早期に診断するにはMRIが有用ですが、そこまでするかどうかは相談が必要です。
 腫れや熱感、赤みがあるような場合は関節炎系の評価が必要です。膝だけ腫れる関節リウマチなども少ないですがあります。
 たまに腰椎からの放散痛が膝のみに生じている方もいます。この状態の診断は最初なかなか困難です。歩くと膝が痛いという主訴で来院され、明らかな筋力低下やしびれなどがないと腰椎由来と診断するのは難しいのですが、特にすでに変形性膝関節症になっている方ですと経過や膝への治療効果をみて改善が乏しい場合に腰椎の検査を追加したりします。膝へ放散痛を生じるのは典型的には第2〜3番めの腰椎由来の神経で、普通は第4、5腰椎から下肢痛を生じている方が多いので通常の腰痛の方とは原因部位がやや異なります。膝の裏(膝窩)が痛い方では下方の腰椎由来のこともあります。
 印象としては膝の外側が痛い方で通常の膝への治療が効果を発揮しない場合、腰椎など膝以外の部位の評価を行った方がよいです。脊柱管狭窄症の治療をしたり、場合により腰椎の手術を行って膝の痛みが治る方もいます。

2016年1月 7日 (木)

写真好きしかわからない医療の話。

 欧米の医療は、一般市民が家族写真を撮る時用のズームレンズとカメラマンが撮るような単焦点レンズとをそれぞれ揃えるという方策を行ってきました。一方日本ではとにかくすばらしい写真が撮れるように単焦点レンズのラインナップのみを充実させるような方針で最近まで発展してきました。
 それぞれの単焦点レンズが、風景を撮るなら24mmとか28mmの単焦点レンズを使いなさいとか航空ショーを撮るなら400mmを最初から使いなさいというように主張してきました。
 しかし実際問題として一般家庭にそれぞれ24mmの単焦点レンズから一般撮影用の50mm、ポートレイト用の85mm、スポーツなど用に400mmなど単焦点レンズのラインナップを公費で揃えられるのかというのが現在の日本の医療の問題となっています。
 一般家庭に公費で揃えるなら手頃なズームレンズじゃないのか。本当に必要な時だけ単焦点レンズを使う。それが現実的な対応なはずです。しかし日本はこれまでひたすら単焦点レンズばかり育ててきたので、高機能のズームレンズが圧倒的に足りない現実があります。レンズの世界でも、ズームレンズなんて写りが悪いからダメだ。という風潮が強くあります。
 何を撮るか知らされていない撮影会にどのレンズを持っていくべきか。とりあえず400mmのレンズを持っていけという専門家がいたら一般の人はそれに従うべきでしょうか。
 診療所で働くからにはできるだけ高機能のズームレンズを目指したいと思います。少なくともf2.8通しの24~100mmくらい。将来できればf1.4通しの24~120mmくらい。しかも軽いレンズで。

2016年1月 6日 (水)

胸部の痛み

 転倒したりして胸部をぶつけたなど原因がわかる場合、胸部の痛みの診断は比較的容易です。構造上肋骨が損傷したかどうかを鑑別すれば、他には外傷で大きな損傷を生じる組織は少ないので。
 原因がなく胸部が痛いという場合、途端に初診時すぐに診断を確定することは難しくなります。肋骨や肋間神経など表層の問題なのか、内臓痛なのか。内臓痛としても呼吸器疾患、循環器疾患、消化器疾患、女性なら乳腺疾患など様々な疾患が頭によぎります。
 最近原因なく咳や熱発など他の症状もなくなんとなく胸部が痛いという方が連続して来院されました。脊椎疾患でも肋骨骨折でもなさそう。初診時にどこまで調べるべきか。胸部レントゲン、心電図、採血、CTなどが候補に上がるでしょう。なるべく検査は少ない方がよいはずです。しかし胸部疾患であれば早期に発見するに越したことはありません。
 エコーで胸水が貯留しており胸膜炎であった方、胸部レントゲンで腫瘍陰影があった方など。症状はごく軽く、様子を見ましょうとだけ言いたくなるくらいの痛みでした。しかし医療機関を受診なさった症状なのですから、ご本人としてもいつもと違う何か放っておけない症状だったのでしょう。
 医師としての勘は遭遇した疾患でしか磨けないように思います。非典型的な所見をどれくらい診たか。正月早々、今年も気を引き締めて診察しないといけないなという思いに駆られています。

2016年1月 1日 (金)

2016年が始まりました。

 あけましておめでとうございます。今年は暖かいお正月となりました。紅白を見てから2年参りへ近所の菅原神社に行ってきました。健康と平和を祈って清々しいお正月の朝を迎えることができました。
 今年は個人的には体力アップを第一目標にしています。学生時代に体育会で鍛えた体力は完全になくなってしまいました。もう50も近づいてきて将来元気に過ごすためには体力が何より大事です。整形外科医のくせに怠けているのもくやしいので今年こそ体力をつけたいと思います。あとは、画面中毒を解消したいと思います。仕事でPCと向き合っているのは仕方ないのですが、それ以外のテレビやタブレットなどは必要最低限にしたいと思います。若者などでもスマホ中毒の問題が徐々に認識されてきていますが、本当に時間というのは貴重なものです。
 仕事面でもいろいろ新しいチャレンジを画策しています。何より仕事が趣味な感じなのでお正月に仕事を発展させるためにどうするかを考えるのはワクワクします。今年も少しでもこの地域に貢献できるよう頑張ろうと思います。

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