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2016年1月20日 (水)

現在近隣の病院はほとんど満床です

 インフルエンザが急速に流行りだしたようです。当院にもインフルエンザの方が受診するようになっています。今日、往診した方を他の疾患で病院へ入院依頼を試みたのですが、近隣の病院にはほぼ全て満床とのことで断られました。
 先日の雪とその後の凍結で転倒して来院される方も多いです。現在、手術が必要な方の入院も少なくないものと思われ、各病院とも大変になっていると思います。
 インフルエンザの流行期にはどうしても肺炎を併発したりして入院が増加して満床となってしまうことが多く、入院が必要でもできないという事態になることもあり得ます。そういう場合は優先順位を考慮しないといけません。
 最優先はもちろん生命の危機に瀕している方で、それに対して入院が必要かどうかを考慮する必要があります。熱がでているから、食べられないから、というだけでは入院への説得力がありません。整形外科的には圧迫骨折など安静にしているしかない疾患はできれば自宅療養すべき疾患です。介護保険を導入して、電動ベッドやポータブルトイレをレンタルし、ヘルパーさんや訪問介護も依頼して自宅療養できる体制を作りなんとか自宅で療養することをお願いしたいところです。
 それでもやはり自宅では療養できない、ご家族も看られないということも多々あります。この時期には高齢な方が入院療養すると、インフルエンザなどを院内でもらってしまいかえって体調を悪化させる可能性もありますが、そんなリスクも考えないといけません。
 病院がパンクしないために、在宅医療や介護サービスを有効活用してなるべく自宅療養することが普通になっていかないとさらに高齢化が進んだ場合、適切な医療が成り立たなくなるのは火を見るより明らかです。昔は正岡子規のように肺結核でも自宅療養していた時代もありました。そこまでは無理かもしれませんが、現在の常識が未来の非常識になっていかないと厳しいですね。

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