2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ

« 2017年5月 | トップページ | 2017年7月 »

2017年6月20日 (火)

リアル越後屋

 まさか21世紀のこの時代に、お代官様と越後屋さんのリアルなやりとりが見られるとは思いませんでした。越後屋さんというのは経済界の優れた人物のことです。決して悪い人ではありません。いやいや、決してダメとは言いません。違法であるはずもありません。
 官僚というのは国のものを売却した際の書類などはすぐに捨てるものなのですね。流石仕事が早い。すばらしい仕事です。後世に記録を残しておいてもろくなことはありません。もしかしたらカルテなんかもすぐに捨ててしまった方がよいのかもしれません。
 この世の中を渡っていくには、やはり長いものには巻かれる、お代官様の知り合いになるのが一番いいという教育が必要なのかもしれません。
 いやはや、これから日本はさぞや明るい時代に向かっていくのでしょうね。









2017年6月 8日 (木)

身体障害者手帳診断書の記載について

 身体障害者手帳の記載は、医師の中でも登録している医師のみが可能です。私は昔身体障害者専門病院に勤務していたことがある関係で登録しており、身体障害者手帳で肢体不自由について記載が可能です。
 最近、初診での(当院に通院されていない方からの)診断書記載が可能かどうかの問い合わせが時々あります。近隣に登録医が少ないことが原因かと思いますが、身体障害者手帳は身体状態を詳細に診察した上、心身の状態や周辺の状況も把握しないと記載することは困難なので本当は通院している主治医が記載するのがベストかと思います。
 ただ、病院の若手医師や急性期病院の専門医ですと登録していないことが少なくないので必要な方にはなるべく記載させていただくようにしています。当院へ通院されていないけれど身体障害者手帳の記載をご希望される場合、通院中の主治医がいれば発症日やこれまでの経過、検査結果などを紹介状に記載していただき持参されるようにお願いいたします。それでも1回の診察で記載できないことも少なくありません。
というか1回の診察では通常記載できないものとお考えいただけますと幸いです。場合により当院でも検査をしたり、何回か受診していただき記載することもありますのでご了承をお願いいたします。

2017年6月 1日 (木)

骨粗鬆症治療のキモ?

 一般の方はあまり意識しないかもしれませんが、日本人と欧米人とでは体質や薬の効き方は意外と異なることが多いです。なので欧米の臨床試験や投薬基準が日本人には合わないことも少なくありません。
 骨粗鬆症の治療について、最近日本人と欧米人では対応が異なるのではないかなと思うことがあります。臨床試験では、欧米でも日本でも骨粗鬆症の治療薬は大変よく効きます。年々数%ずつ骨密度が上昇するというデータが揃っており、骨折率も大幅に低下することになっています。しかし実際の臨床ではなかなか骨密度がどんどん上昇するという結果にはなりません。
 どこに違いがあるのかなと考えると、臨床試験ではカルシウムとビタミンDが大量に併用されていることが実臨床との違いかなと思います。カルシウムを毎日800mgとか1000mg投与し、ビタミンDもかなりの量を併用する臨床試験が一般的です。この量を実際に日本の高齢者に処方した場合、高カルシウム血症や高カルシウム尿症、腎機能障害が多発してしまうと思います。
 日本食では一般的にカルシウムが足りていないと言いますが、昔から少なめのカルシウムを摂取してきた日本人は、欧米人と比べてカルシウムやビタミンDに対する耐性が低いのではないかと思います。なので、実臨床ではカルシウムやビタミンDは臨床試験より少なめに処方することがほとんどです。それでも時々カルシウム濃度や腎機能を測定しながら治療しており、濃度が正常値から外れたり腎機能の値がやや上昇して内服を休止していただいたりすることは稀ではありません。最近はありませんが、腎機能障害を生じて腎臓内科へ依頼せざるを得ないこともありました。なのでカルシウムやビタミンDとは言っても慎重に経過をみていかないといけません。
 骨粗鬆症の治療のキモは、患者さんの耐用範囲でカルシウムとビタミンDをどれだけ多く摂取していただけるかどうかなのかもしれないなと思います。なるべく食事等で摂取するようにお話ししていますが、なかなか食事療法だけでは足りません。カルシウムとビタミンDでも、処方薬が増えてしまうと嫌がる方も多く、難しいところです。 

 

« 2017年5月 | トップページ | 2017年7月 »