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2018年3月 1日 (木)

花粉皮膚炎

とうとう花粉の季節がやってきました。
ふつうは鼻水、くしゃみ、眼のかゆみという症状で知られる花粉症ですが、皮膚科的には以前から花粉の接触による皮膚炎が認知されています。
しかし、鼻水、くしゃみの症状や眼の中のかゆみがなくて、皮膚のみかゆいという方も中にはいるようです。
眼の周りのかゆみに対して”花粉が関係していると思います”というと、”わたしは花粉症はありません”といわれてしまうのですが・・・
花粉が飛んでいるという時期に顔がかゆくなったり、頭がかゆくなったり、体全体がかゆくなる方は花粉皮膚炎の可能性があります。
外から帰ったら服を払い、できれば帽子やマスクをして花粉が皮膚につかないよう工夫するといいでしょう。
眼周囲が荒れる方は花粉眼鏡も有効です。
洗濯物は外に干さない方が良いと思います。
外から帰ったら、水で顔を洗うことをしてもいいと思います。

基本的に乾燥肌のバリア機能が落ちている方がなりますので、化粧をしていなければ、石鹸をつかわないで洗顔してください。
体もかゆいようなら石鹸をつかわないよう、バリアをこわさないように。
首などがかゆくなる方はシャンプーをやめるか、せめて低刺激のシャンプーにしてください。

それでも荒れがなおらないようなら早めに皮膚科を受診し、荒れている状態を早く正常化してさらなる花粉のアレルゲンが入らないようにした方がよいでしょう。

眼が荒れたまま放置すると、いずれ、目の周りに1ミリ以下の白いつぶつぶが多発する方もいます。稗粒腫です。
予防するためにも早めに対処してください。

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