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2018年12月31日 (月)

2018年大晦日

 今年もあと数時間になりました。

 今年は4月に新築移転し、いろいろ激動の1年でした。予想以上に混雑してしまいお待たせしたりご迷惑をお掛けした部分もあるかと思います。申し訳ありませんでした。来年は今年生じた課題について修正していきたいと思います。 

 新しい診療所に通勤するようになり、少し早めに行って朝ドラを見ながら診断書などを書いています。今放送されている朝ドラはインスタントラーメンを開発された方の話ですが、見ていて共感できる部分があります。人は大きく分けて「変えていきたい人」と「変えたくない人」の2種類に分けられるのではないかと思います。発明家は次に何をするかを常に考えているようですが、自分も同じ位置に留まっていることが耐えられない部類に入るようです。

 診療所はだいぶ変えましたが、まだまだ理想からは遠いものと思います。生きている間にどこまで理想に近づけられるか。地域の方にとって診療所の最も良い形態はどういうものか。

 最近は医療以外でも世の中をもっと善い方向へ変えていった方がよいのではないかと考えることが多くなってきました。40歳代最後の年末、半世紀も生きて自分の人生としては結構長く生きたものだと思います。中高生の頃は社会に貢献する人間になれというようなことを教師に繰り返し言われたような気がします。後の余生は世の中にもっと貢献するように生きて行ければと切に思います。

 来年はどういう風に改善していくべきか。紅白を見て除夜の鐘を聞きながらじっくり考えたいと思います。

2018年12月29日 (土)

今年の外来診療は終了いたしました。

 今年の診療は終了いたしました。

 今年は4月に新築移転し、いろいろ激動の1年でした。予想以上に混雑してしまいお待たせしたりご迷惑をお掛けした部分もあるかと思います。申し訳ありませんでした。来年は今年生じた課題について修正していきたいと思います。 

 新しい診療所に通勤するようになり、少し早めに行って朝ドラを見ながら診断書などを書いています。今放送されている朝ドラはインスタントラーメンを開発された方の話ですが、見ていて共感できる部分があります。人は大きく分けて「変えていきたい人」と「変えたくない人」の2種類に分けられるのではないかと思います。発明家は次に何をするかを常に考えているようですが、自分も同じ位置に留まっていることが耐えられない部類に入るようです。

 来年はおそらく今年よりも変動が大きい年になるのでしょう。そんな中でどういう風に改善していくべきか。いつも年末のこの時期は1年を振り返りつつ今後の展望を考える時間になっています。人生とは常に難しい選択の連続ですが今よりも一歩前に進めるように準備していきたいと思います。

2018年12月 6日 (木)

他流試合

 久しぶりに他の医師の診療見学に行ってきました。一人で診療していると思考が偏ってしまうので学会や講演会には定期的に参加していますが、実際の診療ではデータや講演では分からないニュアンス的なこともあり直接見学することでしか得られないこともあります。特に整形外科は運動器を扱うので、動かした時の感覚などは言葉では表現できないものです。整形外科は整形外科専門医の他に脊椎、各関節などに細分類上の専門医の設定があり、他の分野についてはやはりその領域の専門医が一番最先端を走っています。

 他の医師の診察を見ると、やはり医師は根本的な考えや医師としての経験からそれぞれの理念や治療方針が異なるのはある程度仕方の無いことだと思い知らされます。いくらエビデンスに基づいた標準的治療を目指しても、それぞれの医師の解釈などによってまったく同じ対応になることは難しいでしょう。

 患者さんとしても、薬に対する考え方、検査に対する考え方、リハビリや介護に対する考え方など人それぞれで、全く一つの方針で全員が納得することはないでしょう。

 医師も自分の治療を提示し、患者さんも自分の希望に近い医師を選択できるということは必要なことかもしれません。もちろん標準的治療から大きく乖離してしまうことは避けないといけないですが。

 今回見学させていただいた先生は全国的にも有名な医師で大変勉強になりました。快く見学させていただけて本当に感謝です。もう50歳近くにもなってきましたが、やはり一生勉強ですね。この経験はきっちり今後の治療に反映していきたいと思います。

2018年12月 2日 (日)

珍しい日

 先日整形外科の診療所としては珍しい日がありました。1日のうちに副甲状腺機能亢進症の方と副甲状腺機能低下症の方が来院されて院内検査で高カルシウム血症と低カルシウム血症を確認しました。どれくらい珍しいかは一般の方にはよく分からないと思いますが、20年以上整形外科の外来をしていて今までにあったかどうかというレベルです。

 副甲状腺というのは首の前方、甲状腺のあたりに通常左右2つずつあって、骨の代謝や血液中のカルシウム濃度等を調整しています。副甲状腺の病気は市の健診ではほぼ発見できず、一般の内科の先生もほとんど認識がないかもしれません。症状としては体調が悪いとかだるいとかふらつくとか、お腹の具合が思わしくないとか医師からすると不定愁訴としか思えないような現れ方をします。骨粗しょう症と診断されてる方の中には、副甲状腺疾患の方が含まれていることがあるので注意が必要です。積極的に副甲状腺疾患を疑ってカルシウム濃度や副甲状腺ホルモンの値を測定しないとなかなか診断にはつながらないと思います。腎結石や脳のCTでの石灰化などにより診断されることもあります。

 最近は骨粗しょう症の診断、治療を行うときにカルシウム濃度を測定するので、たまに偶然発見することがあります。副甲状腺疾患には、原発性と続発性、偽性のものなど幾つか種類があり詳しい診断と治療方針は内分泌内科の専門医へ依頼することになります。

 原発性の副甲状腺機能亢進症の場合、根治的な治療としては亢進している副甲状腺を切除したりします。年齢やカルシウム濃度などにより、手術はせずに経過観察となることもあります。副甲状腺機能低下症の場合はビタミンDを投与したりします。当院で経過観察する方は、内分泌内科へ紹介受診し、手術適応はないと言われてカルシウム濃度も許容範囲の方が主となります。主には骨折の予防やカルシウム濃度のチェックで、骨粗しょう症の経過観察と似た状態になりますが、使用する薬剤には注意が必要です。

 日々外来診療をしていると思考がワンパターンに陥りがちですが、珍しい疾患も常に念頭に置いて診療に当たらないといけないなと再認識させられた1日でした。

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