2023年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

« サッカーボールを忘れた体育教師 | トップページ | 急性腰痛の自然経過(1症例) »

2019年3月 7日 (木)

ビタミンDが足りない話と新しい薬の話

 骨粗しょう症の治療前に血液中のビタミンD濃度を保険で測定できるようになり、幾人か測定してみましたが、やはり骨粗しょう症の方はビタミンDが足りていないようです。不足レベルの方もいますが、欠乏レベルの方のほうが多いくらいです。

 日本人の食事だとカルシウムも不足気味だと言われていますので、食事で骨粗しょう症を予防するのは難しいかもしれません。中高年になったらカルシウムやビタミンDをより多く摂るように少し工夫した方がよいかもしれません。サプリは一般市民が不安を煽られてたくさん買わされている印象が強くてあまり勧めないのですが、カルシウムやビタミンDは食事で摂れていなければサプリを使うしかないかもしれません。

 本当は健診で毎年毎年メタボ関連ばかり測定していないで、骨密度とかビタミンDとかせめて1度でも測定できるようにすればよいのですけれど。

 骨折は自宅で過ごせるかどうかを決める要素として非常に重要な疾患です。骨折後に寝たきりとなってしまったり、最後まで自宅で過ごしたいと言っていても、骨折して入院しそのまま施設入所となってしまう方がどれほどいることでしょう。

 この3月にまた新しい機序の骨粗しょう症薬が登場しました。かなり期待できる薬ですが、世界に先駆けて日本で使用される薬でもあり、診療所レベルで使用するのは数ヶ月様子を見て基幹病院などで広く使われて副作用情報や使用方法のコツのようなものが定まってからにしようかと思っています。

 骨粗しょう症の方でもきちんと診断して治療すれば、骨折の確率はかなり減らせます。健康寿命を考えると、骨粗しょう症の問題は避けて通れません。

« サッカーボールを忘れた体育教師 | トップページ | 急性腰痛の自然経過(1症例) »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ビタミンDが足りない話と新しい薬の話:

« サッカーボールを忘れた体育教師 | トップページ | 急性腰痛の自然経過(1症例) »