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2019年7月13日 (土)

ロボット手術の時代

 今週は病診連携の会の参加して来ました。最近の整形外科手術の講演会を拝聴してきましたが、いよいよ日本の整形外科にもロボット手術が導入されつつありますね。日本の産業用ロボットは世界でも進んでいるはずなのに、医療用ロボットは外国製で非常に残念ですが。日本の骨粗鬆症の方の骨に、アメリカ製のロボットアームでリーミングしてトルク調整がうまくいくのかなど少し心配な面はありますが、その辺のところはきちんとしてから導入されていくのでしょう。あと10年もしたら、手術をする医師の名医の基準が大きく変わるかもしれません。手先が器用というよりレンダリングやコンピューターのセッティングに長けた医師が人工関節では名医になっているかもしれません。恐ろしい時代ですね。

 医療用ナビゲーションシステムも関節鏡にも使用されるようになっており、本当に手術の正確性はこの数十年で大幅に向上しています。人工関節や骨切りなども昔に比べると治療成績も向上しており、積極的に考えてもよいものになってきていると思います。私の膝も内反していますが、将来は安心して人工膝関節を受けられそうな気がしてきました。

 AIによる診断、検査の選択や解釈、薬の選択と処方、調剤、バイタルサインのチェック、経過や予後の予測、その上で手術自体もAI,ロボットに置き換わっていきそうですね。10年後、50年後、外来診療はロボット医師になっているかもしれません(というか、それなら受診しないか)。医師としては人間であることを最大限有効に活用していかないといけませんね。

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