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2022年12月10日 (土)

スポーツバーに防護服

 ワールドカップで日本代表が16強に進出し大いに盛り上がりました。8強には進めず残念でしたが強豪国相手に本当によく頑張っていただいたと思います。

 さて日本国内では政府は我々医療関係者に感染拡大防止と医療提供体制の整備を要請しています。本気で医療関係者に感染拡大防止対策をするように言うのであれば、我々医療関係者は完全防護服にN95マスクをしてスポーツバーに突入し「マスクなしで騒ぐな」と怒りの応援妨害を行うべきでした。まあ多くの臨床医は普通の格好をして一緒に盛り上がっているのが現実なのでしょうが。

 感染拡大のリスクが高いのは人が密集した状態で声を上げたり歓談したりすることです。飛沫が飛び交いウイルスが漂う中で呼吸すれば呼吸器系に取り込まれ感染を生じる確率は格段に上がることでしょう。

 マスクの必要性の低い所でこれ見よがしにマスクをし、店舗の入り口で義務のようにアルコール消毒し、手を洗って直ぐに何かに触れたりしていても、感染は減らせないことでしょう。臨床的にはもう感染対策とか限定的にしていき平常化して行く時期なのではないかと思わずには居られません。

 スポーツバーで盛り上がっている様子を盛んに放映するニュース番組で感染対策を呼びかけていますが、いったいどういう思考回路をしているのでしょうか。

 日本の本音と建て前文化もここに極まった感がありますね。

 多くの方がいったい中国はコロナ政策をどうするのだろうかと思っていることでしょうが、その中国が新型コロナ対策の緩和を発表しましたね。もしかすると日本はコロナからの平常化が世界で一番遅れる国になるかもしれません。世界がコロナ後の社会になって世界から日本の対応を批判されてやっと全面解除へと進むことになるような気がします。自分では決められない政府、専門家は世界中がコロナ後になったのを見届けてから日本国内でも世界基準を採用するしかできないように思います。 

 これからコロナとインフルエンザの検査キットを市中で使えるようにし、軽症でも使える高額なコロナ用の薬を緊急承認し、初診からのオンライン診療を推し進めるとのことですが、日本は従来から検査も投薬も受診も入院も多すぎると言われている国です。

 軽い風邪様症状程度では検査しない、軽い症状ではキツい薬は使わない、1錠でポリファーマシーな総合感冒薬など使わない、リスクの低い人は入院や施設療養しない、とにかく検査、投薬、消毒、入院などを日本人は異常にやり過ぎているという自覚を持って減らしていく努力が必要です。

 サッカーでこれだけ盛り上がったのですから、音楽とかお祭りとかイベントで盛り上がってはダメとかもう言えないのではないでしょうか。インフルエンザも流行り出したようです。この冬はいったいどうなっていくのでしょうか。

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