5月8日以降は
5月8日以降、新型コロナ感染症は5類相当という分類に変更されます。これはインフルエンザと同等という評価で、感染対策は緩和されることになります。ただし、9月までは徐々に緩和するような措置が取られており、すぐに全面的に平常化する訳ではありません。
当面、感染し発症した方は発症後5日は自宅療養が推奨されますが、気をつけて外出するのは禁止されません。ご家族は行動制限されず、濃厚接触者の検索などもされません。これまでは新型コロナウイルス感染症に関する受診や検査等は無料でしたが、今後は保険診療となるため自己負担が発生します。新型コロナウイルスの薬は無料のままですが、通常使用する必要性は低いものと思われます。
当院では玄関を入ってすぐの体温測定は5/6までで終了しました。発熱等の方で新型コロナウイルス感染症の検査キットをされ、陽性で受診や処方を希望される方は電話でご連絡いただき隔離診察室で診察いたします。発熱等で受診され、コロナ陽性と診断された場合などは隔離室での診察や待機が必要です。この様に感染症対策で別室での診療を行った場合、感染対応の加算が生じますがご了承いただきますようよろしくお願いいたします。
医療機関内では当面マスクが推奨されますが、ご本人が心配されていない場合マスクしなくてもよいことになります。ただ、医療機関には免疫力の低い方が多く来院されているため、当面配慮するとなるとマスク着用が妥当なのかもしれません。咳をしている方はマスク必須かなと思います。周囲の方々の理解がどこまで進むか心配ではありトラブルにならないとよいなと思います。医療機関のスタッフも、平常化していくのであれば徐々にマスクは外していくべきかと思います。医療機関のスタッフがマスクをしていなくても気にしないようにしていただければと思います。
当面いろいろな問題が生じてくるかもしれませんが、日本は個々人の判断に任せる面が多いようなので他の人の判断を尊重してあまり目くじらを立てないようにしていただけるとよいのかなと思います。
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