不登校・ひきこもりの方への往診
先日ひきこもり支援者講習会というものに参加してきました。不登校・ひきこもり状態は個人個人によって様々で、全く自室から出られない状態から家の近くのコンビニや図書館などなら外出できる状態、さらには興味のあることなら遠方まで出かけられる状態まで十人十色です。
ある程度外出できていて、体調不良等の時に医療機関を受診できる状態であればよいのですが、外出できないとか人と会うのが難しいような場合、体調を崩した時に医療機関を受診できず困ることがあるという話が出ていました。特に歯科的に具合が悪い時など受診できず困るようです。
こういう問題は主に精神科関係と福祉関係、NPOやボランティア関係で対応がなされており、その他の医療関係者にとっては対応方法がよく分からないものです。
そこで話を聞きながら思ったのですが、当事者でもあり色々勉強したり講習会に出ている自分が困ったときに往診するとしたらいくらかの需要があるかもしれません。もし体調面で困っており外出や一般の医療機関への受診が無理なようでしたら、お声掛けいただければ即日は無理なことが多いですが対応させていただきます。決して外出を即したり向精神薬を無理に勧めたりはしません。あくまで体調面などで困っている事柄に対応して診察や処方等可能です。本人が会いたくなければご両親のみの対応でも大丈夫です.もし女性の方が困っており往診希望なようでした女医の往診も可能です。
何事も無理に話を進めるのは難しいと思いますので、当事者本人の希望を無視して無理に往診を入れたりはしない方がよいと思います。そこはよく相談の上、外出受診より往診がよい場合ご相談ください。