自分の指の剥離骨折
またやってしまいました…。ボルダリングで4級課題、勢いをつけて上のホールドを取りに行った時にグキッと左手の小指を見事に突き指してしまいました。結構痛くて関節いったなとは思いましたが、動かしてみたところ屈曲制限はあるけれどスムーズに動き、不安定性もないためその後もできる範囲で登ってみました。帰宅後アイシングしてから就寝。
今日起きてみたら昨日より腫れているぞと。屈曲困難だぞと。これは骨までいってる感じだぞと。とりあえずテーピングして様子をみてみました。
まずテーピング1重巻き。指はまあまあ使いやすいですが動かすと痛い。テーピング2重巻き(PIP関節のみ固定)指が少し動かしづらいですが、痛みは軽減。でもキーボード入力する時に小指でタッピングすると痛い。どうやらDIP関節が動くと響くよう。テーピング3重巻き(DIPも固定)これでほとんど痛くない状態ですがテープが厚くなりやや邪魔。
午前の診察が終わってからレントゲンとエコーで観察。小指中節骨基部掌側剥離骨折…。やっぱり。まあ、バスケやドッジボールでよく生じる骨折ですが自分に生じるとは。小指でよかった。
樹脂素材でシーネ作成。テーピングを剥がすのって指が捻れて痛いですね。シーネで基節骨〜末節まで固定すると指は動かせないですが痛みはなし。テーピングだと指を直接洗えないですが、樹脂シーネだと取り外しが楽なので便利。これがアルフェンスシーネだったらかなり邪魔ですが最近は指の形に成形するので指にカポッとハマる感じにシーネを作れます。
実際の患者さんの場合、軽症の場合テーピングをお勧めし、骨折部が離開していたり痛みが強い場合はシーネという風にしていましたが、方針としてはそれでよさそうです。
自分で試してみたところ、テーピングでは痛みが軽ければPIP関節のみ、DIPを動かしても痛ければDIPも固定すると楽です。テーピングを巻いたり取ったりが面倒だったり、より安定させるようならシーネ固定の方がよさそうです。手を洗ったりする時にも樹脂素材のシーネであれば便利かと思います。
これでどのような経過を辿るのか、自分で経過観察してみたいと思います。やはり年には勝てないというか、注意してスポーツしないと怪我しがちですね。でもせっかく徐々に上達しているのに長期に休む気もしないので、できる課題は続けてやってしまおうと思います。きちんとした医師が主治医だったら怒るでしょうが。
*PIP関節;第2関節のこと。 *DIP関節;第1関節のこと。