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文化・芸術

2020年3月22日 (日)

もみの家

 今週末は「もみの家」という映画を観てきました。時期的に迷ったのですが、もともと混雑するタイプの映画でもなく、映画館はひとつひとつ席が離されていて、まあリスクが高い状況でもなさそうでした。詳しくは検索していただくとして、この舞台になっている富山県で、そのモデルとなっている施設を知っている身として、本当に身につまされる映画でした。その施設はもう何十年も前から素晴らしい取り組みをしてきて、今の時代に本当に必要な場所なのではないかと思います。

 今の子供達、若者達の置かれた状況は息苦しい面が多いのではないかなと思います。少子高齢化、莫大は国債残高、温暖化、グローバル化、格差社会などなど。そんな中、教育も驚くほど時代に逆行していて子供達が耐えられなくなるのはよく理解できます。受験を中心とした勉強というのは、その人の個性や能力を伸ばす訳ではなく、要は受験勉強にどれだけ興味が沸くかどうかを判定しているだけのように思います。人間興味のあることであればすんなり頭に入り記憶できるものです。興味のないことはどんなに頑張っても頭に残らないものです。自分は学校の勉強で困ることはあまりなかったですが、植物の名前などは頭に全然残りません。教育というのは本来、その子の特性を見つけてそこを伸ばしてあげるべきなのに、一律に全てを詰め込もうとするから無理を生じるのではないでしょうか。そもそも集団みんなに同一性を求める事は自由主義社会に馴染まないはずなのに、いったいこの国はどんな主義を採用しているのでしょうか。

 今の教育は、テストの偏差値が標準から2030程度高い位の鈍才が一番心地よい教育になっていて、技術や芸術や調理や、勉強でも狭い領域で特殊な才能のあるようなギフテッドなどの立ち位置がないように思います。別に高い偏差値が必要な大人などわずかしかいないのに、なんでみんな同じ教育をするのでしょうね。偏差値では測れない才能のある子供達が輝き、大人になってもしっかり社会の中で幸せに生きていけるような仕組みを作っていかないといけないのではないかなと思います。

 どんな風に自分らしく生きていくのか。将来に前向きに向き合っていくか。人生難しいことが多いですが、それぞれにとっての最強の世界を見つけてほしいものです。映画を観ていて、もし自分が子供だったら学校に行っているだろうか。今どうすべきなのだろうか。いろいろ考えてしまいました。同じように感じている人がたくさんいる世の中。いろいろ首を突っ込んでいきたいものです。