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日記・コラム・つぶやき

2018年1月 5日 (金)

膝の捻挫とビンディングの重要性

 昨年のクリスマス頃に今季初めてのスキーをして、生まれて初めて膝を捻挫してしまいました。上級コースのコブで捻挫したとかならまだ格好がつくのですが、最後の一本で麓に降りる時に平坦になってきた初心者コースあたりで何の具合か足がもつれて派手に転倒してしまいました。一日滑ってもう大腿の筋肉等が限界だったとは思いますが、体力の低下にショックが大きいです。
 子供とスキーをするようになってからずっとショートスキーを使っていますが、前後で固定するタイプのビンディングで、転倒している最中も板が外れず膝が捻れていくのが分かりました。特に右膝がビキビキと軋んで膝の何かしらの線維性の組織が切れていくのが分かるのですが、なんせゴロゴロ転がっていて如何にもできない状態でした。しばらく立ち上がれず、結構痛かったのですがまずスキーを外して診察してみました。どうやらメジャーな靭帯は切れてはいなさそうだったのでしばらく休んでから直滑降で帰りました。以後膝が完全に伸展できず、回旋すると痛みが悪化して左足を引きずるように歩いていましたが、大きな靭帯断裂がない以上は修復するのを待つしかないかなと思い無理しないようにして経過を見ることにしました。年末には田舎で再度スキーをする機会がありましたが、まだ回旋するとやや痛かったのでテーピングで固めて何とかスキーはできました。
 軽い捻挫といえどもやはり痛くて困るものですね。年も考えて行動しないと。今年はもう一度スポーツできる体に作り変えたいと思います。
 やはりスキーではしっかりしたビンディングで、衝撃で外れることは大切なんだなと痛感しました。もう20年くらい使っているショートスキーは買い換えが必要かなと思います。今はスキー人口も昔に比べるとだいぶ減ってしまいましたが、逆にリフトで待つことなどほとんどなくゲレンデも空いているので昔より滑り放題で楽しいと思います。冬の間家の中でゲームばかりしているよりも、ウインタースポーツがまた盛り上がるとよいなと思います。
 最近はヘルメットをしている方も増えてきていて、スキーを安全に行うのであればスキー用具も今時の安全性の向上した物を使うことをお勧めします。

2018年1月 3日 (水)

2018年あけましておめでとうございます

 明けましておめでとうございます。穏やかな正月でした。今年は私にとっては40代最後の年です。半世紀近く生きることができたことに感謝です。今年に入ってから3つ、新しいチャレンジをしてみました。大した事ではないですが。今日はユージン・スミス展に行ってきました。カントリードクターのセリアーニ医師は医師の原点のように思えて身が引き締まる思いでした。写真としても心動かされましたし写真ももっとうまくなりたいなと思いました。いくつになっても新しいことにチャレンジしていく気持ちは持ち続けたいと思います。
 今年、当院は移転新築します。診療所を引き継いでから干支が一回りしてしまいましたが、その間熟慮を重ねることができました。これから着々と準備をしていきたいと思います。
明日から通常通り診療を再開いたします。本年もよろしくお願いいたします。

2017年12月27日 (水)

上棟式と年末年始休診のお知らせ

 昨日は新しい診療所の上棟式でした。まだ外枠のみですが、内部に入らせていただきました。今度の診療所は今より天井も高く、快適に過ごせそうです。診療所として色々こだわって作っていただいているので実際に体感するまでいろいろ不安でしたが、実際に入ってみて期待がより大きくなりました。これまでの診療所の概念を大きく変えて、これからの診療所のあり方を示すことができる場所にしていけたらよいなと思っています。
 これから内装、外構などまだまだ工事が続き近隣の方にはご迷惑をおかけしますが、ご容赦をお願いいたします。
 今日12/27の18:00で年内の診療は終了させていただきます。年末年始は在宅診療の待機をしております。年明けは1/4から通常通り診療を再開いたします。ご不便をおかけしますがお正月をお健やかにお過ごしください。

2017年12月 2日 (土)

砂糖と塩

 料理を多少なりともしたことのある人だと分かると思いますが、味の調整をする時、ちょっと辛いかなと思って砂糖を入れ、甘くなりすぎたと思って塩を入れ、やばいまた辛くなったと思って砂糖を入れ、と繰り返したところで美味しい料理はできません。料理が美味しくなるのは下ごしらえから最初の味付けがうまいからで、さまざまな調味料を山盛りにしたからではありません。
 ところで毎回診療報酬改定の前年の秋になると、某国営放送などメディアでは「医師の収入の基となる国の医療費が増加しました。このままだと国の財政が破綻しかねません。財務省は診療報酬の減額を求めています。」という報道がなされます。もう風物詩になっていますが、どれほど高額な薬剤が登場しようと、製薬会社が史上最高益を更新しようと、電子カルテや予約システムなどのIT機器が医療に激増しようとも、悪いのは医師の給与という大本営発表は延々と繰り返されるのだろうなと思います。
 診療報酬改定の度に思うのですが、あっちの点数を少し上げてみよう、こっちの点数を下げてやろうという付け焼き刃的な改定は、まるで砂糖を入れたり塩を入れたりして味を調整しようとする料理人と同じです。もうどんな料理なのか原型を留めないほどになってしまい、まるでジャイアンのスープのようになっているのが今の診療報酬だと思います。
 国家財政が厳しい状況では、大きくできないピザをどう分配するか議論するしかありません。各種団体がうちの取り分は減らさないでくださいと与党のパーティー券を買ったり選挙で票を集めたりしていますが、いくらパーティー券を買っても、参加しても、パーティーなんかに出ないでも直接官邸に出入りしている団体に勝てるはずがないのに。
 自分の取り分は小さくできるよ、という人間が一番報われる仕組みを作らない限り、出来杉君よりジャイアンの方が出世してしまうでしょう。まあ、もともとジャイアンをいかに増やすかに国が注力しているのですからため息しか出ませんが。

2017年11月13日 (月)

先生、昨日寝ましたか?

 働き方改革というものが議論されていますが、医師は案の定規制の適応外となりました。メディアの論調もそれは仕方のないこととして軽く扱われていますがどうなのでしょうか。
 これを他の職種に置き換えてみましょう。例えば航空業界だとすると、「管制官や客室乗務員、整備士は過労死しないよう適切に休みましょう。ただし、パイロットは徹夜明けで乗務操縦しても現状問題ありません。」ということです。わたしは徹夜明けのパイロットが操縦する飛行機には乗りたくないと思いますが、政府やメディアの方々はその辺は特に気にしないようです。
 徹夜明けの人間の判断力は酒気帯びの人と同程度だという報告もありますが、正直病院で当直をしていた時は徹夜明けでそのまま勤務して手術したりとかもしていました。今でも同じように厳しい状態で働いている医師は少なくありません。診療所だとさすがにそこまで厳しい環境にはありませんが、本当に休息を取れる日を数えてみると普通の方には耐えられない状態かもしれません。現在のような過労状態の医師達が人の生死に関わるような判断や作業をすることに問題はないのでしょうか。
 働き方改革の好例として紹介されている事例を見ると、またあの業界か。という印象しか持てないのですが、現在の政策だと余裕のある業界がさらに余裕を持ち、余裕のない業界が置き去りにされている感じがするのですがどうなのでしょうか。
 全身麻酔で無意識のうちに手術を受ける方とか、重要な診断を受ける診察の時とか、「先生、昨日はきちんと寝ましたか?」と聞いてみるとよいかもしれません。もし口籠るようだったら、その時の医師は酒気帯びの人レベルかもしれませんよ。

2017年10月31日 (火)

生き甲斐もストレス

 昨日は心理学の専門家の講演会を聞いてみました。一番印象に残ったのは「生き甲斐や仲間がいるといったこともストレスである。」という話でした。
 バーンアウトしないためにどうしたらよいか、という話ですが、人間の心を輪ゴムに例えると、常にストレスに晒されて引き延ばされ続けていると伸び切ってしまって元に戻らなくなるから適切に心を休ませましょうということでした。ここで言うストレスには、つらいことや無力感、孤独感などの悪いストレスはもちろんですが、生き甲斐、自己決定、仲間がいることなどといったことも「良いストレス」として人間の心を引っ張り続けると話していました。
 医療職というのは生き甲斐ややりがい、使命感などを感じて仕事に邁進することが多いのですが、それもずっと続けていてはバーンアウトしてしまう。積極的に無の時間を作る、心の輪ゴムが緩んだ元の状態でブラブラとしている状態も日々の中できちんと作る必要があるとのことでした。医療職に限らず、この言葉が心に刺さる人も少なくないのではないでしょうか。

2017年10月19日 (木)

早期介入の矛盾

 最近は介護保険の判定基準が昔に比べるとかなり厳しくなっています。コンピューター判定を操作すれば判定基準は思うように調整できるのでしょうが、もはや早期に介入するという言葉に虚しさを感じるようになって来ました。
 認知症にしても、老衰にしても、ある一時点をもってきっぱり診断できる訳ではありません。多くの場合、平地か坂道かわからないくらいのわずかな下り坂を歩む感じで徐々に体力や認知機能が低下していき、だんだん日常生活に支障を来すようになっていきます。どの時点から支えが必要なのか。どの時点で正常から外れるのか。本当に微妙で難しい判断です。介護保険の申請をどの時点で行うべきか。ご本人やご家族の事情にもより様々な場合があります。
 90歳過ぎの夫婦で、確かに認知症はないですが奥様は人工関節術後で家事がきつくなって来たということで申請したところ非該当。80代も後半で診療所への通院も困難になって来て家事が辛いということで申請してみたところ非該当。
 昔から通院していてもう明らかに下り坂を下っていてMCI(軽度認知機能障害))にはなっているけれど認知症まではなっていないという方では、早期介入ということで認知症専門医療機関へ紹介しても「まだ認知症とは言えません。」という診断。確かに。でもどのくらいの支援をすれば良いのか。
 連続する人生の中で、ある時点から関与する機関が早期介入するという概念には矛盾が潜んでいるのではないかと思います。そういう面では診療所はしっかり関与することができれば数十年、理想的には一生涯関与していける所になり得るのではないかと思います。そうするためにはチームとして継続的に地域をみていけるシステムを構築する必要があります。そこが難しいところではあるのですが。

2017年10月 1日 (日)

存在の耐えられない軽さ

 昔たくさん見た映画の中で最も好きな映画のひとつです。あの政治的な映画を政治的に解釈して観た方がどれくらいいたのでしょうか。
 今の政治の軽さには耐えがたいものがあります。さすがに仕事人内閣。必殺仕事人よろしく昼間は仕事をしませんでしたね。与党はまるでのび太が0点のテストがお母さんに見つかってしまうのを避けるためにドラえもんに地球破壊爆弾を使うよう頼むように、国会を破壊してしまいました。新しい党ができましたが、右寄りの中から右の人たちが出てきて別の党を作ったところで、派閥争いか補完勢力にしか成り得ないでしょう。
 今、世の中で言う所の既得権益のど真ん中にいます。もっとも、現在本当に権益を掌握しているのは国民に選ばれた訳でもないのに政策決定の中枢に入っている業界の方々だとは思いますが。業界団体と与党議員で食事会をしてエイエイオーとやることに何の違和感も感じない議員さんに、改革を行うことなどできるはずもないでしょう。パーティー券を仕方なく買わされたり踏み絵でしかない推薦状を毎回書かされたりしている立場ではこの国は変えられないと思う私は間違っているのでしょうか。
 また、いつまでやるんだか分からない街宣車で名前を叫ぶだけの選挙が始まるのでしょうか。本当に、支持できる政治家がゼロになってしまったという感じです。政治的信念がブレず革新的で、討論会など論戦のみで選挙活動をして動画でそれをアップしていつでも論戦を見られるようにしてくれるような今までにないタイプの若者が登場してくれることを本当に期待します。

2017年9月21日 (木)

地鎮祭

 実は来春診療所を近所に移転新築いたします。まだ院内掲示とひっそりとホームページに情報を載せているだけなのですが、徐々に知っている方も増えているようです。今の診療所の老朽化と、駐車場の確保、薬局の利便性等を考え、診療所を新しくすることにいたしました。鶴川街道沿いに移りますので、やや遠くなってしまう方もいらっしゃるとは思いますがご容赦をお願いいたします。
 9月19日に地鎮祭を行いました。これから工事が始まります。新しい診療所はこだわりの詰まった、地域医療の根っこになるような場所にするつもりです。工事に伴い近隣の方にはご迷惑をお掛けすることもあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。無事工事が進むようお祈りさせていただきました。

2017年8月27日 (日)

防災訓練

 今日は町田市の防災訓練に参加してきました。毎年8月の最終日曜に大規模な防災訓練が開催されています。本部会場には消防隊、自衛隊なども参加します。今日は相原小学校のサブ会場に参加してきました。
 防災訓練では、大規模災害時に立ち上がる救護所でのトリアージ訓練や実際の被災者を想定して病人や怪我人への対応方法などを訓練しています。トリアージというのは被災者の重症度、治療優先順位を決めるものですが、毎年練習していても判断基準は直前には忘れてしまっていますが、さすがに最近は少し頭に入ってきました。
 実際の大規模災害の時、手が折れている程度ですと副木を当てる程度の簡単な処置で避難所に出されることも多いと思いますが、それで怒る人がどれくらいいるのかいつも心配になります。実際救護所でもっと重症な方を目にすると、怒る方はほとんどいないのでしょうか。
 東京が大規模災害に被災したら、本当に規模が大きいので各地からの支援もなかなか十分に行き届かないことでしょう。その場にいる人間の中で思いやりを持って助け合うしかないのでしょうね。

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