この世界の片隅に
今日は子供達と一緒に「この世界の片隅に」という映画を見てきました。久しぶりに映画館で大泣きしてしまいました。この映画は戦争が遠い存在となっている子供達よりも、戦争を体験した世代や祖父母や両親から実際の戦争体験を聞いて育った我々の世代の方が身に染みてくるのかもしれません。このようなことがあって今の日本があるんだということを再確認させられました。今の時代の不満とか悲しみとかは本当に小さなことなんだなと。日常の中の小さな幸せがどんなに素晴らしいことかと。何かごちゃごちゃ悩んでいる自分が情けなくなってしまいます。
まさに今、この時代にこのような映画を作っていただいた方々には本当に頭が下がります。グローバルの中では全く評価されないのかもしれませんが、日本の中では昨今の映画の中で最高によくできた作品の一つだと思います。これから毎年8月になったらテレビで放映してほしい作品でもありますが、本当に映画館で公開しているうちに見てよかったと思います。